三月去る。

 今日が三月最後の日曜日で三月はもう明日一日を残すだけである。  三月去る、と言うが今月は過ぎるのが早かった。 もう残すところ後一ヶ月、四月だけである。 仕事は大分片付いてきていて大きな仕事としてはキッチンの仕事、外壁の腰板張り、二階のベランダ作りである。 これだけなら何とかやれそうだが、それに付随する細かい仕事がまだまだある。 予定内終了までとにかく気合いを入れてやるぞぉ。


 左官屋は昨日は休みを取ったが、おおむね内部の下塗り仕事はオフが遅れている箇所を除けばほぼやり終わった。 それもあと一日あれば済ませてしまうだろう程度である。 この後外部の下塗りに入るのか、それとも内部の上塗りをはじめるのだろうか。 そうそう、和室のうち口の間と座敷の二部屋は繊維壁の仕上げ塗りも終わらせていたのだった。 奥の寝室と残りの和室は仕上げに珪藻土を塗るように指示してあるし、廊下、縁側、リビングはマーブルと言う西洋漆喰のローラー塗りを指示している。 これは漆喰のコテ押さえよりもだいぶん仕事が早いのは八千代の壁で証明済みである。 ただし外壁は本式に漆喰のコテ押さえでしっかりと塗ってもらうつもりである。

 
 元便所に床を張る。 両側の壁の下部のタイルをはつった後に土台が出てきていた。 レベルを見てみると左右で水平が出ている。 これに根太を掛けてと思っていたが床までの高さが一寸五分しかない。 五分の床板を張るにしても根太の高さが一寸しか取れない。 どうするベェ・・・と思案していたが、リビングで使った一寸の高さの床板の余りがあったことを思い出し、それを根太代わりに使うことにした。 幅が八寸もある幅広の材なので一寸と薄くてもたわまない。
 床張りを終わり元便所横の天井を張りをする。 五分の杉の床板の内のヒビがあったり、死節などがある悪い材を選んで使う。
 戸袋の内部の柱間にベニヤをはめ込む。 身体が内部に入らないので手間がくう仕事である。 コンパネは立てるとたわみがあって使えないので、5・5ミリのベニヤを買ってきて押さえをかまして、なんとかはめ込む。
 便所の引き戸の内部の仕切りに桐の集成板9ミリを使って、両側から当てた。
 今日はトントン拍子に仕事が進み、予定していた以上の仕事が出来た。

 
 今日の仕事


 元便所の床張り、天井張り。 戸袋の内部に父壁が落ちるのを防止するためベニヤを当てる。 便所の引き戸の内側の仕切り壁に桐の集成材を当てる。