アスペルガー障害

 田舎で過ごしていた五日間はニュースも天気予報も一切見ないで過ごした。 そんな毎日の一切の情報からから離れて過ごすのもけっして悪いものではない。 庭では沈丁花の花はまだ蕾だったが、黄色いサンシュウの花が今が盛りで・・・昨秋落ちたカリンの実があちらこちらに転がっていた。
 山の家のことをこれからは高瀬山荘と呼ぶことにしたが、まだあちらこちらに消え残った雪があったが、毎年一番早く花が咲く小さな崖では紫色のスミレの花が風に揺れていたし、その近くの斜面では片栗の花もまだ数個だが咲いていた。
 

 先日このブログで触れた渋谷の妹の殺人バラバラ事件の四回目の公判が開かれ、被告は生来のアスペルガー障害、中学時代に発症した強迫性障害に加え、犯行時には解離性障害を発症していた、と精神鑑定の結果が明らかにされた。


 http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080324/trl0803241559020-n1.htm


 公判の経過は以上サイトで順を追って1〜10まで読むことが出来る。
 アスペルガー障害というのは、発達障害の一種で、簡単に言えば知的な、あるいは言語的な障害がともなわない自閉症のことである。 成長過程で何らかの原因で他者と関わることに失敗したりすることで起きたりすると言われているが、発達障害に関しても詳しいことはまだまだ不明なことばかりである。


 オフも数年前、レストランの厨房を借りて発達障害児と一緒に昼食を作るというボランティアを一年ほどやったことがあるが、十人十色で個々人で全部その障害の出方が違っていた。 言ってみればそれぞれの障害にも個人個人の個性があったという訳である。


 脅迫姓障害は、たとえば手にウイルスが付いていると思い込んでしまうと、何度も何度も手を洗ったりする行為を繰り返したりする。


 解離性障害は一時は多重人格などと言われていたが、自分の中に隠れていたもう一人の自分が出てきて、その自分がたとえば犯罪などを犯すが元の人格に戻った時にその時の記憶などが残っていないなどの障害・・・責任能力が問えなくなることがある。


 また、鑑定人は被害者の妹も小さい頃から周囲を巻き込むトラブルを頻発していて、発達障害であった可能性も指摘している。


 今日の仕事


 奥の寝室の窓枠を作り取り付ける。 続いて和室の窓枠も作り直して取り付ける。 
 風呂場の天井とトイレの一部の壁にアスファルト・ルーフリングを張って行く。