ビール味のお酒

 昨日からトイレ作りの仕事に入っているが、またもや室内と外部の仕切りがなくなってツウツウ状態になってしまった。
 トイレの広さは1メートル×1・5メートルと半坪ほどだが、やや奥行きが狭いので出入り口を横に持ってきて、建具も引き戸とした。
 場所は元の洗面所兼風呂の脱衣所だが、ここは下部もコンクリートまわりも全部ブロックで囲ってあったので、木材がないので仕事がめんどくさいことになる。 四隅に柱を立てるにも留めようがないのである。 木材でキッチリ組んだ四角い箱のようなものをコンクリート内部に作って固定するしかないのである。


 昨夜12時ごろだったか、激しく雨が降ってきて目が覚めた。 屋根にアスファルト・ルーフィングを張った後で本当によかった。 雨はしばらくしてから止んだが、朝方6時ごろ再び激しく降ってきた。 昨日見た3時間毎の天気予報では傘マークは出ていなかったはずだ・・・局地的な雨だったのだろうか・・・
 夜中に起きてトイレに行くのだが、たいてい缶ビールなど一本飲む。 夜中に目が醒めると、たいてい頭がどんどんヒートしてしまって眠れなくなるのを止める意味もあってだが。 最近は尿酸値がやや高いと言われているし、安いのでビールではなくて発泡酒やカクテルのリキュール類を飲んでいる。 ソルティ・ドック、ジン・トニック、スクリュウ・ドライバーなどであるが、一応それらしい味はするのだが、どれもこれもアルコール分が5%にしてあるのでなんだかスカをくったようで、もう一つモノ足りないのだが・・・。 発泡酒は美味しくない。 まだしも第三のビールといわれているビール味というか麦芽味のリキュールの方がいくらかマシだが、ビールに比べてしまうとなぁ・・・まあ値段が半額ぐらいと安いから我慢するか、と思って飲んでいる。


 数年前、イギリスなどから輸入されたビールの元という缶詰を使って家庭でビールを造っていたことがある。 まあ、出来たものがビールと言えるかどうかあやしいものだが、それなりの味はしていた。 作り方は、缶詰を破って大鍋にあけて定量の水を足してガスに掛けて煮詰めていく。 沸騰すると吹き零れやすいのでかき混ぜながら煮詰める。 ある程度煮詰まったら水を入れた専用のバケツに入れ、イースト菌を入れて蓋をする。 蓋の中央にはガス抜きの穴が空いていてそこにキャップをかぶせて内圧でガスが抜けるようになっている。 そのまま一定期間冷暗所においておくが、これが一次発酵である。 その後ビール瓶に砂糖を3グラムほど入れてそこへ一次発酵した液をサイホンで入れて、壜の口に王冠を載せて器具でカシメてまた一定期間冷暗所に置くのだが、これが二次発酵である。 待つこと一ヶ月半ほどだったかなぁ・・・もう忘れてしまったが、ようやく自家製ビールの出来上がりである。 缶詰は通信販売していたが、今はどうか知らないが、当時は東急ハンズなどでも王冠やサイホン、バケツなどのキッド一式も含めて売っていた。


 昔から日本にあった水飴も麦芽を発酵させて煮詰めて造るのだが、ビールの元と書いてあった缶詰の中身は、水飴のやや薄い感じのものだった。 それならば水飴を水で薄めて煮詰め密封して、砂糖を加えて炭酸ガスを出して作れそうだなぁ、と思っていて何時かはやって見ようと思っていたが・・・その内、手造り熱が冷めてそれっきりになってしまった。

 
 今日の仕事


 トイレの仕事をする。 大引きを基礎の上に掛けて位置を決める。 四隅とトイレの仕切り部分と合わせて計六本の柱を立てる。 トイレは1メートル強×1・5メートルとやや狭く内部は半坪あるなしである。 少しでも広さを取ろうと柱も出来るだけ薄手のモノを使うことにした。 大引きも柱も基礎の上に乗るが、ここには固定するための相手の材が何もなくまわり中がコンクリートであるので、大引きの間に材をを切って入れて土台のようにして全体を固定した。 大引きのレベルを見て、五分の荒板を大きさに切って仮に伏せるが、固定してフローリングを張るのは配管仕事が終わってからとなる。