しばらく放置

 姫路の世話人が連絡すると言っておきながら何も言ってこないので、今朝司法書士のところへ電話して、事情を話して相続登記とその後の売買の続きをいったんストップして欲しいと申しこむ。 司法書士の人も、あなたに保証人になって欲しいと言うのはまったく筋違いな話しですねぇ・・・分かりました、手続きを止めて置きます、と快く応じてくれる。
 向うは占有者のおじいさんが出て行かないので困るだろう、と思っているのだろう。 まあ、連絡すると言いながら連絡しないのは向うだし・・・ボールを投げるのは当方ではない・・・まだ時間に余裕があるのでこの話しは当分の間放置しておこうと思う。

 
 今日からトイレ作りの仕事を始める。 まず配管屋が壊していったブロックの壁のコンクリートのバリを取ったり、鉄筋を切り落としたりして壁面をきれいにする。 その作業中デスク・グラインダーが壊れてしまった。 このグラインダーは人から貰ったのものでかなり古いものである。 修理するより新しく買い換えることにして金物店へ買いにいく。 
 トイレの床下地だが、一坪弱の広さだから基礎コンクリの上に大引きを二尺間隔で伏せて、根太なしでその上に直接五分の捨て板と床材を張ることにした。 床下の懐が狭いのでこれは苦肉の策である。


 昨日屋根のビニールシートをはがして野地板をむき出しにしておいた。 昨日今日と天気は良かったので野地板は乾いてきたので、午後から屋根用の厚手のアスファルト・ルーフィングを張ってタッカーで留めていく。 これで後の仕事は板金屋にお任せとなる。


 左官屋が来ないので、シルバーセンターへ電話を入れる。 再来週ぐらいになるだろう、と言う話だ。 まあこの仕事もまだ余裕はあるので、それまで待つつもりだ。


 日本版サブプライムローン問題が起きようとしている、と言う話がある。
 今から10年ほど前の小渕内閣時代に、景気浮揚策として導入した住宅ローンが元凶である、と何人かの経済評論家が指摘しているらしい。
 その当時の経済企画庁の長官であった堺屋太一氏、彼は名うての拡大積極経済論者なのだが、景気浮揚策の一環として同氏らの強い意見で取り入れられた政策だったと思う。

 それまで住宅ローンは、都市では年収500万円以上、地方は400万円以上の年収がなければローンが組めなかったのに、それをそれぞれ400万円と300万円に条件をゆるめただけでなく、頭金ゼロでも構わなくしたのだそうだ。 それまでは頭金として物件価格の2割を用意する条件が付いていた。 しかも住宅金融公庫による史上最低の2%という低金利の住宅ローンなのである。 ただし10年経過したら金利は2倍の4%になる、という条件がついていたのである。 このローンを組んで家を建てた人たちが、その後の賃金上昇で、この金利上昇をクリアできれば問題はないが、サラリーマン給与はこの10年上昇などしていない。 この先ローンを払えなくなって、住宅を追われる人が続出してくれば、日本版サブプライムローン問題が起きて来る、という話だなのだ。
 

 これは以上の話と直接関係はないが・・・資本主義社会の政策は、競争原理や市場主義を拡大する面においてはかなり有効だが、それを均そうとすると必ず後々にゆがみが出てくるような気がする。 結局、福祉や社会保障を拡大して大きな政府を目指す政策は後で必ず矛盾が出てくるような気がするのだ。 結局金持ちを優遇して、それからのおこぼれで社会が成り立つという原理を崩すのはどこか無理があって、たいてい最後は上手く行かないような気がするのだ。 と言うことは民主党的な政策よりも、共和党的な政策のほうが後々に大きな矛盾が出てこないということになる・・・のだが・・・


  今日の仕事

 トイレ作りの仕事を始める。 屋根にアスファルト・ルーフィングを張る。