ダーク・オスカー

 今日も配管屋が来て、トイレを造る部屋の壊しと、タイルで作られていた古くて頑丈な洗面台を壊す。 その後トイレの配管の仕込みだけ済ませていった。 とりあえず配管の仕込みさえ済ませてあれば、この後オフはトイレの床や壁などの造作に取り掛かれる。


 今日はリビングに化粧のヌキを入れた。 リビングは一般的な部屋よりやや天井面が高い上、真壁なので六尺ごとに柱が表に出ている。 柱で区切られた細長い壁が天井まで続いていると見た目に何となく間延びした感じになって見えるものである。 そこで床から六尺ほどのところに化粧のヌキを横にスッと一本通すと、部屋全体が落ち着いた感じになってみえる。


 今日は朝から雨降りであるが、便所の前の廊下が雨漏りしている。 昨日野地板を張った上にビニールシートで簡単に雨仕舞いをしたので、一昨日のようにジャジャ漏りということはないが、まだほんの少しだが雨漏りしている。 晴れた日が続けば、シートをはがして野地板を乾かしてアスファルトシートを張ってしまいたいのだが・・・。 この箇所の天井は化粧ベニヤなので、乾けばバタバタになってしまう。 いずれはウオーキングクローゼットになるところなので天井を張りかえることにする。


 今年の米アカデミー賞は、暗い主題の作品が並び「ダーク・オスカー」の異名をとった、とある。 さらに公開規模の小さな作品が多く「地味だ」という評判だそうだ。


 http://www.asahi.com/culture/movie/TKY200802260156.html


  まず、暗いテーマのどこが悪いのだ!と言いたい。 暗いテーマこそ人間の本質を浮かび上がらせてくれるし、そこから目を逸らさないで見つめて、考えるからこそわれわれの内面は深化するのだ。
 ニュースでは作品賞、監督賞、脚本賞を取ったコーエン兄弟の写真が載っていたが、この兄弟いつ見てもどこか笑えるよなぁ。
 今年のオスカー受賞の作品群は、上記のニュースの簡単な紹介を読んだだけで観てみたいなぁ、とオフに思わせる作品が多いような気がする。  
 それに先にベルリン映画祭で新人監督賞を取った熊坂出監督の 「パーク・アンド・ラブホテル」 も是非観てみたい作品の一つである。

 
 今日の仕事


 リビングの壁に化粧のヌキを取り付ける。  窓枠などこれまでのリビングの仕事の跡に塗装をする。 和室の奥の部屋に三尺幅の棚を取り付け下部を地袋を作る準備をする。