五十肩

右の肩がおかしい。 いわゆる五十肩だと思うのだが、手を上げたりある角度を越すと痛みが走る。 まあ、五十を過ぎてから身体を酷使しているのだから致し方ない面はある。 腰も今は大丈夫だが、床張りなどを続けて前屈みの姿勢を続けていると後でジワリト痛み出す。 肩、腰と来ると後は膝だが、今のところ膝は大丈夫だ。 だが、四十台の頃膝も痛かった。 そこで週一日だが太極拳の教室に通った。 もともと習い事やハードなストレッチとかで汗を流したりすることなど大嫌いな性格だが、太極拳なら動きがスローモーで自分でも何とか続けれるだろうと思ったからだ。 だが太極拳というのは体重移動の動きが緩いが、それだけ片足に体重が架かり結構ハードで一時間ほど続けるとぐったりと疲れる。 それでも三年間も続けれたのは、講師がチャイナ服がとても似合う若くて美人の先生だったからである(笑)  太極拳を始めた時は膝が痛かったが、幸いにしてその後膝が痛いということは今のところ一度もない。


 数日前のニュースになるが、サブプライムローンの問題でスイスの銀行が、何と一兆二千万円の赤字を計上した、とある。

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2008021502087628.html


 手堅い運用をしていると思われていたスイスの銀行が、ここへ来て本家本元のアメリカのシティーグループよりも大きな損失を出したとはなぁ・・・
 まだまだ不良債権化しそうな金融商品を抱えているというからこの先も大変なことである。
 それでもシンガポール政府投資公社などによる約二兆円規模の資本増強を計画していると言う。 ここもそれなりに自助努力をしているのだ。


 アメリカの金融機関も外部から資本増強をしたり、驚くことに金利を免除したり、差し押さえを延期したり、それなりの対応をしているのは傍から見ていても、いろいろ自助努力をやっているんだなぁ、というよい印象を持つものである。 もともとアメリカの民間には政府の介入を極端に嫌う面があるし、それだからこそ当然ながら公的な援助も宛てにしたりしない。 それは自由競争を旨とする資本主義の原則に反する、と個々人がしっかりと捉えているからであると思う。

 その点日本の金融機関は護送船団方式でやってきていて、独自色などなく横並び意識がだけやたら強いし、上下の順列を破ろうとしないし、普段から政府の言う事は顔色を伺いながら良く訊く、またイザと言うえばその政府の介入を待ってましたとばかり受け入れるという面が嫌というほど目立つ。 
 その遠因は教育にあるだろうし、さらにさかのぼればその教育の元となっている親子関係にあるだろうし、それらが文化的な土壌となって意識されないまま繰り返し繰り返し再生産され続けているわけだ。


 今日の仕事


 午前中アルミサッシのの玄関戸を外す。 以前裏玄関として土間からの出入口に使われていたところの戸である。 そこの真ん中に一本柱を立てるのだが、コンクリートの基礎やその他の部材を買いにホームセンターへ行く。 午後から玄関戸の上のマグサを外し同時に下がり壁を取り壊して吊り柄の下に柱を継ぐ。 柱はモルタルを敷いた基礎の上に乗せて継いだ。 その際に前にリサイクル屋で買った電動ハンマーをガリガリガリやってコンクリートをハツッテみた。 たしか3千円ほどで買ったのだったと思うが、タガネでカンカンやるのと違いなかなか頼もしい助っ人だ。