年金

 田舎へ帰って郵便物を調べていると、年金が振り込んだという案内があった。 たしかに先に手続きを済ませていたのだが、そうか、俺も年金をもらう年になったのか、という実感が始めてわいた。 嬉しいというより、どちらかと言えば少し淋しいような悲しいような気分であった。 今回は国民年金分だけの支給が始まった訳だが、オフたちの年代では厚生年金分が合算されて支給が始まるのは64歳からである。 オフの場合は後で追加して掛けたので国民年金は一応満額であるが、厚生年金は半分ほどの20年ほどの期間しか掛けていないことになる。
 調べたわけではないが、誰かが年金をもらって15年生きればそれで掛けた分を貰った事になり、それ以上生きればその分は余分の支給になるのだ、などと言っていた。 もしそうだとすると満額もらえる年から数えると79歳となる。 調べてみると日本の男性の平均寿命はちょうど79歳であるが、これは0歳の人が今後生きる年数で、現在60歳の年の人の平均余命は22・41となっている。 そうか、われらの年代は後22年生きるのか・・・と言うことは82歳まで生きていることになるのだが・・・と言われても、22年は長いような短いような・・・やはり実感としてもう一つよく分からない。 当たり前のことかもしれないが、誰でも病気してズラズラ長生きしているよりも、少しぐらい短くても最後まで健康で生きていたいだろう。 と言うことはその日その日しか生きれないのだから、今日一日悔いなく生きる、ということに落ち着くのだが、オフは今日は身体の調子が悪いのだ(笑)


 昨夜から身体の調子が悪い。 風呂に入った後缶ビールを一本開けて寝たのだが、しばらくして便意を催しトイレへ行くと不消化便、つまり下痢をした。 その後朝まで三回ほど寒いのに起きてトイレへ行く。 朝になって電話をすると、嫁さんは脱水症状に気をつけろというので、飲みたくもなかったがお茶をいれて飲んだ。 10時ごろソロソロ仕事をするか、と始めた途端に今度は嘔吐である。 昨日食べた夕食を戻してしまった。 胃が活動していなかった感じで、夕食は胃の中に入ったままの状態で出て来た。 これでかなりスッキリしたが、しばらくソファーで横になる。 お茶を飲んでお昼頃から仕事を始めるが、再び下痢。 飲んだお茶がそのまま通過して出た感じである。 今日の予定の仕事はリビングの床を作る下仕事で床面のレベル出しである。 なんとかレベル出しだけを終えたところで今日は終了。
 ここのところ田舎から帰って来た後身体の調子を崩している。 先回は多分風邪だったと思うが、今回は食アタリのような感じだ。 お昼にはコンビニのサンドイッチとハンバーグとおでんを食べたのだが・・・その後何となく食欲がなかったので、おかしいなぁ、と思っていたのだが・・・。
 調子が悪いので、これから嫁さんのところへ行って少し甘えてくるか・・・