ポスト・ブッシュの時代

 軽トラのエンジンの掛かりが悪い。 どうやらバッテリーだろうと考えてオートバックスへ行く。 レベルを測ってもらったが、走った後なのに25パーセントほどしかない。 取替えてもらう。 車の消耗品、つまり、タイヤやバッテリーやオイルは安いものを買うと碌なことがない、間違いなくすぐ駄目になる。 最低でも中級品以上のものを買うようにしている。


 自民党の総裁レースは、当初麻生幹事長が引き継ぐのかと思われていたが、ここへ来て福田元官房長官がその他の全派閥の推薦を受けているという。 まあ、いずれにしてもこの党の総理や総理候補の顔ぶれは、元橋本総理あたりから代議士一家の二世や娘婿ばかりである。
 それがただちに悪いとは言わないが、親の跡をすんなりその息子が親の跡目を継ぐというのはあまり頂けない面があるとオフは考える。
 親もそうなることを期待し、息子もそうなるものだと思って育ってきた人間というのはどう考えてもクソ面白くない野郎達ばかりだと思うのである。
 そういえば現在のアメリカの大統領もその一人だったなぁ・・・
 本来息子というものは、このクソ親父奴!と反発しながら育ってようやく一人前になれるものだと考えるからだが・・・思春期の過程の中で、大人としての男親の持つダーティなものを嗅ぎ取って、それに激しく反発することこでこそ、その人となりを強く育てると考えるからである。


 今回の総裁レースでは一部には小泉元首相を押す動きもあったと言う、これに対して小泉元首相は、それは100パーセントない、と言下に否定したとある。 それはそうだろう、と思う。 この人の頭の中は、どうであれ何時も何時も<勝ち負け>だけを考えている人だとオフは思っている。 その<勝ち負け>とは今回の自民党内の総裁選挙のことではない、その先に来るだろう衆議院解散総選挙小沢民主党との間の<勝ち負け>のことである。  その総選挙で万一自民党が野に下って後、小沢民主党が政権をとり、しかる後に失政、凋落があれば、その時にはこの人はオフの考えでは、100パーセント動き出すだろうと思う。

 
 それにしても日本もそうだが世界はポスト・ブッシュの時代に入っている。 次回は誰が候補に出ようと共和党は大統領を出せないだろう。 そうなると民主党クリントンの嫁さんのヒラリーさんが次期大統領になり、女性ではアメリカでははじめての大統領の誕生になるのだろうと思う。
 すると世界の趨勢はアメリカ民主党のリベラルな政治の流れの中で動き出す。 日本もその間は間違いなく民主党的な流れが主流となると思う。 世界は経済だけでなく政治の面でもますます狭くなっていて、言ってみれば好むと好まざるをなくアメリカの動向がその主たる流れを作る時代に入って来ている訳だ。 その流れはどちらかと言えば自民党にとっては逆風というわけだが、その危機感から今回は党内でもリベラルな立場の福田氏に意識的ではないにしろ、急激に期待が集まったと言うところだろうと思う。


 今日の仕事


 昨日やったコの字に曲げた雨樋仕事は失敗だった。 もともと勾配がないところで樋を直角に4度も曲げたのでますます流れが悪くなってしまった。
 今日雨が降ったので分かったのだが、これではやり直しするしかない。 結局長いスパンを解消するために途中で横樋を切ることにした。 少々見てくれは悪いが駐車場上で丸樋で横に振り、それを横壁を破って外に出して下の溝に落とすことにした。
 その後便所の前の雨樋を取り替えることにした。 ここの箇所は雨が降ると三方の屋根の水が集まるところで、激しい雨になると樋から水が漏れて落ちる。 半丸の樋ではなくて角型の樋があり、これが丸樋の倍ぐらいの水を流すことが出来るので、これに取り替えることにした。 この角樋を西脇市のホームセンターまで行く。 ネットで柿渋の注文を出しておく。