いろいろな問題

 暑い、暑い・・・八千代に帰ってくるといつも暑い。 今日も当地の最高気温は34度まで上がった。
 日中なにもする気にならず、パンツ一丁の姿で団扇を片手に畳の上で寝ころがっていた。 裏のばあさんがナスや獅子唐を持ってきてくれた。 すいませんねぇこんな姿で、と言うと、うちの息子も同じような恰好をしていますよ、と言う。 ばあさんは家へ上がって隅々まで眺めた行ったが、しばらくしてもう一人の女の人を連れて来て、中を知ったり顔で案内しながらその人にいろいろ説明していた。
 太平洋高気圧・・・このやろう!そろそろ南へ下がりやがれ・・・と言いたくなる。


 買主とその奥さんが来て、奥さんがキッチンのガス台の位置をシンクの左側に持ってこれないか、と言う。 レンジフードを移動するのはやや面倒だが、やってやれないことはない、と答えるが、どうやら冷蔵庫をガス台のあった位置へ持ってくるつもりらしい。 その場合冷蔵庫の横はすぐジャンボシンクになり、冷蔵庫から品物を出し入れする時、一時的にものを置く場所がなくなり不便になる。 それを言うと奥さんはまた迷いだしたが、結局時間があることだしゆっくり考えてみてください、と言うことになった。
 それに二階の一番奥の四畳半の部屋の床が少しキシンデ鳴る、という問題も指摘された。 これはオフも承知のことで何とかしなければと思いながらも、その対処の方法が思いつかないで頭を悩ませている箇所なのである。 本格的に手直しするとなるとフローリングをはがすという大仕事になるのだが、根本的に直すにはそれしかないと思うので頭が痛い。


 それに裏の家との間の雨水の排水路の件で買主から話があった。 その排水路のこちら側の土留めには厚い鉄板を使ってあるが、土の圧力で上部が中に少し倒れこんでいる。 雨水の排水路としては決して狭いものではないが、この排水路は勾配がゆるく流れが悪いのである。 それにこちら側の高さがやや低いので、大雨の時水が溢れて一体が水浸しになるからこの際コンクリートの用壁にされたらという話が出ている。 この話はオフが当地に来た昨年末に聞いていたので、その時はその用水路の中に溜まっていたヘドロをスコップで上げてドブ掃除をした。 その時は泥が大量にたまりそこに草が生え、ひどいことになっていたのだが、泥上げをした後はまあまあ流れるようになっていて、大雨で水がつくと言う事はなくなっていた。 豊岡市でバスの上に人が取り残されて大騒ぎになった四年前の時は、水がついて倉庫は水浸しになったということだから、掃除したから大丈夫と軽く請け負うことも出来ない。 結局業者から見積もりをとることになったが、こちらはせいぜいその内の一部負担ぐらいしか出来ない話だと思う。