鉄くずを捨てに行く

 昨日は朝からどんより曇っていてなんだかやる気が起きなくて、姫路へ出掛けた。 裁判所によって競売物件に資料を閲覧する。 気になる二件のうち、小野市の物件は写真で見ると、雨漏りがしているのだろう天井が少し落ちて、床が抜けている。 これでは家を壊すしかないだろう。

 西脇市の物件、これは先日見て来たものだが、戦後直後の建物でここ八千代の家と同じような工法で建てられている家である。 つまり低い二階建てで一階の天井は梁というか大引きの上に直に板が置かれそれが同時に二階の床となっているような家である。 問題はほんの少しだが地目が田の地面が付いていて農地法に引っ掛かり、田んぼを三反以上持たない人は基本的には入札出来ないということだ。 ただし農業委員会の許可の書類を添付すれば入札できるのだが・・・西脇市の農業委員会へ電話を入れて訊いてみたが、許可が出るのはかなり難しいようだ。 ここの家の魅力は、超お安い!ということだけなのだが・・・どうするべぇ・・・

 裁判所の後でホームセンターへ立ち寄って、玄関横の窓の出格子の材を買う。 普通のツーバイフォの材に塗装するだけで安く上げることも出来るが、格子にはやや高いが水に強いウエスタンレッドシーダーつまり米杉を使うことにして、枠の方はやはり水に強いサーモパインを使うことにした。 そのための必要な材を買うが、これが材料費だけで一万五千円にもなるんだなぁ・・・。


  今日は家のまわりに放り出してあったトタンや鉄くず類を集めて軽トラに積んでリサイクル業者のところへ運ぶ。 鉄くず類はキロ5円で200キロで1000円を受け取った。 夕方、今度はダンボール類を軽トラに積んで運ぶ。 こちらもキロ5円で80キロで400円貰って帰って来た。 たった1400円ばかりだが、支払うのではなく受け取るのだから、これだけでも大きい儲けだ。 鉄くず類はまだ軽トラもう一台分ぐらいある。
 ここのところ田舎へ帰ったりしていたこともあるが、ドヨ〜ンとしていて仕事らしい仕事をしていなかった。 今日も面白くない片付けの仕事の合間に二階の物置に引き戸を付けた。 ムリヤリ好きな大工仕事を見つけてはやっているようなものだ。 さらにまたもう一つ見つけた。 クローゼットの中に、ハンガーを掛けるステンのパイプを取り付けるという仕事である。


  今日の仕事


 二階の物置の入り口の開き戸を外して、一筋敷鴨居を取り付け引き戸を作る。 引き戸を作るといっても既存の襖を下部三分の一だけ切り取って大きさを縮めた引き戸である。