土鍋

 昨日、専用洗剤でタイルを掃除したが、今日は目地をキレイにするため白いペンキを塗り、それを拭き取リ目地だけを白く綺麗にするという作業をした。 結果的には思ったように上手く綺麗にならなかった。 と言うのもペンキは乾くとタイルといえどなかなかはがれなくなる。 これは前に綾部の洗面所で経験し、後でそれをはがすのに苦労した。 タイルを金タワシで力を入れてこすったぐらいではなかなか落ちないので、金ヘラでもって時間を掛けて一枚一枚こそぎおこした。 その失敗があるので、今回は乾く前にナイロンタワシでこすって落とすが、目地に塗った塗料もはがれてしまう。 シャワーで水を掛ければ塗料は全部落ちて元の木阿弥になってしまう。 再度塗料を塗り、半渇き状態でかなり力を入れてナイロンタワシでこすり落とす。 壁の部分はそのようにして何とかなったが、床の部分はそうは上手く行かない。 床は三センチほどの丸い小さなタイルが貼ってあるが、角のタイルより目地が広い上に、表面は乾くのが早いが床なので目地の部分が乾きにくい。 こすっているうちに目地の部分は塗料が全部流れてしまうのだ。 半日掛けてやったが思うようにはならないまま、目地は少し綺麗になったかという程度で終わりとした。


 二日前、土鍋でご飯を炊いていて焦がしてしまった。 沸騰すると蓋がカタカタと鳴るので弱火にするのだが、PCをしていてその音に気がつかなかった。 焦げ臭い匂いでキッチンに行って火を消して、すぐにベタ濡れ雑巾の上に鍋を移しすぐ乾くので雑巾を何度か濡らした。 それがよかったのかご飯は焦げているが、何とか食べて食べれないことはない程度でおさまった。 それを嫁さんに報告するとその時は笑って話していたが、その後電話がかかり、そこにある土鍋はホームセンターで買ったものでしょう、と言う。 そうだ、と答えると、オフが買うものだからキット安物だったのでしょう、と言う。 四合焚きサイズでたしか二千円弱ぐらいの値段だったように記憶しているので、それを言う。 嫁さんは、ホームセンターで売っているような安物の土鍋のほとんど中国製で、焦がしたりすると鉛が溶け出てくるのだ、と言う。 だからそんなものはすぐにでも捨てなさい、と厳しい命令である。 それでももにょもにょ言っていると、 そんなものでご飯をたいて食べていると、普段からオフが一番恐れているインポになるのよ、とまで脅される、捨てないのだったら今度行った時に私が割ってしまうわ、と言い出す始末である。 仕方ないから、田舎に少し高い万古焼きの土釜があるから、それを持ってきて使う、と約束して、なんとか収まった。

 その後、ネットで中国製の土鍋のことを調べてみたら、今年の5月25日の以下のようなニュースがあった。


 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/53604/


 さらに、この土鍋の事件に関して新潟県の福祉保険部生活衛生課が出した報道資料 『県内業者が販売した中国製土鍋から鉛が検出されたとの報道について』 という文書も以下の載せておく、


 http://www.pref.niigata.jp/fukushihoken/seikatueisei/
syokuinfo/01consumer/con02/con02_02/pdf/h190525.pdf


 いずれにせよ、ものごとの真偽を調べる上で、ネットというのはきわめて便利なものである。


  最近は何かと安全性を無視した中国製の製品や野菜などが槍玉に挙がってたたかれている。
 オフはいつも中国産の椎茸を買っているが、その安い椎茸がスーパーでさらに半額になって大量に売っていた。 見るとすでに水分が出て黒くなっている。 皆が急に買わなくなったので売れ残ってしまったのだろう。 椎茸などは生産過程で害虫などが付くこともなく農薬などとは無縁だと思っていたが、中国産ということだけで皆が警戒して敬遠しているのだろう。 半額でも黒くなった椎茸はオフでもさすがに買う気はしなかった。

 さて、安いほうの土鍋は多分鉛に関しては大丈夫だと思うが、割ってしまうのはもったいないので、今後は花を生ける花器としてでも再利用していくかなぁ・・・

 今日の仕事


 リビングと廊下の間の柱の二方向に板を当てる。 この箇所はもともと大壁で柱の上に壁が来ていた箇所だったが、通路とするため壁を取り払い柱をむき出しにした。 ところが柱に合板を釘打ちするだけでなくご丁寧に接着剤をべっとり塗って貼り付けてあった。 合板が部分的に剥がれなくて苦労しただけでなく、はがした後が接着剤でピカピカ光っていてそこには塗料も着かない。 やむなく板をあてて隠すことにした。
 風呂のタイル目地に白の塗料を塗って、その後拭き取って目地を白くするという作業をした。 押入れに中段を付けることにして垂木を大きさに切る。