流れは早いだけでなく

 朝から恵比寿山の中腹にある部落の水道の浄化槽へ行ってそこの清掃をする。 少し離れた井戸からポンプアップされてきた水はここで砂を敷き詰めたコンクリートの槽で濾されて浄化される。 その浄化槽の砂を一度上げて水洗いして清め、またそれを槽に戻すという作業である。 各家庭から出た二十人弱ほどの人々に混じって作業をした。 若い人が少ないのでオフも若い人と共に砂をスコップやジョレンですくう作業をした。 今日は最近になく比較的涼しい日だったのがさいわいだった。 だが、汗のにおいに集まってくる藪蚊にあちらこちら刺された。 作業は8時に始まって11時過ぎに終わったが、最後に配られた缶ビールがなんともいえず美味しかった。

 
 米国のアップルがiPhoneという新型の携帯電話を発売したというニュースがあった。


  http://www.asahi.com/business/update/0701/TKY200706300291.html


 携帯に音楽配信のiPotの機能を組み込んだようなものらしく、マイクロソフトに押されて一時は危なくなっていたアップルがiPotで息を吹き返したが、今回この製品を引提げて携帯分野にも進出したということらしい。 アップルのiPhobeは音楽や映像の再生が可能で、電子メール、ウェブ閲覧、カメラ撮影などの機能も備えているという。 また、3・5インチというタッチパネル式の携帯にしては大型液晶ディスプレーで、表面をなぞったり、押したりして操作するタイプだということである。 オフの世代では、アップルといえばアップルコンピューター社であり、その製品はマッキントッシュと出てくるだけで、iPotとも縁がないというのに・・・世の移り変わる流れが早い・・・ 


  また現在、携帯各社は通信インフラだけでなく、サービスに必要なソフトウエア使用料や音楽のダウンロードなどのサービスの対価として一括して料金を徴収している。  ところがこのiPhoneの場合、ソフトや通話などの基本機能を除くその他のサービスをアップル自身が提供するシステムになっているらしい。 アップルの戦略が実現すれば、携帯事業者はこれからの携帯サービスのもっとも美味しいところを持っていかれて、現在の主役の座から転落してしまいかねない恐れがあるという。 移り変わる流れは早い・・・だけでなく、勝者と敗者がたちまち入れ替わることも少しも珍しくない世の中だということでもあるらしい。



 今日の仕事


 午後からの仕事となる。 玄関の横の雨樋の排水路をコンクリートを割って作る。 グラインダーで切り目を入れておいて、タガネとハンマーでコツコツとハツッテいくのだが、ハンマーを力を入れて握るので手の皮がよれてむけてしまった。 一階の離れのリビングに一度目の塗装をする。