安いが農地付

 珍しく朝8時ごろまで寝ていた。 そのせいか先日来喉の奥が腫れていたのだが、いつの間にか消えてしまっているのに気がついた。 だが何となくヤル気が起きない・・・これははっきりしない天候のせいもあるのだろうが・・・ 十時過ぎた頃からようやくノロノロと仕事に掛かった。 床の拭き掃除をしていると汗が流れてきて袖なしのシャツがベットリと肌に張り付いて気持ちが悪い。


 7月の競売物件が出ている。 競売は神戸と姫路では月二回の公示がある。 これらの大きな都市ではそれだけ差し押さえ等の件数が多いということだろう。 その中にかなり古そうだがその分安く気になる物件が二、三件あった。 ただしその内の一件は農地付である。 農地付の場合、競売に参加するには、基本的には現在農業をやっている人しか入札できない。 それ以外の人、つまり農業をやっていない人の場合はその地区の農業委員会の承認がいることになる。 そこへ、私はその農地を手に入れて農業に励むつもりであります、という内容の宣言をしなければならないのだそうだ。  以前に不動産関係の人と話したことがあるが、それを宣言してもなかなか認可は下りないのが現状だと言われた。 認可を貰おうと思えばその地区の農業委員との何らかのつながりがいるので、そんな物件は最初からあきらめた方が良いですよ、というような事を言われた。
 まあ、手に入れた農地をその後むやみに宅地に転換されては困る、というのが農地法の趣旨だろう。 だが現在は農地を持っている人でも、自分で農業をやらないで他の農家に耕作を任せているのが多いのが現状だ。 趣旨は分かるが、法が現状と乖離してしまっている。 ようは農業をやるかやらないかではなくて、その後の土地の用途の安易な転換に縛りを掛ければ良いのだと思うのだが・・・。 
 農地付の家屋敷は、農業委員会の認可がいるので入札はさらに一ヶ月遅れとなる。 だたしこの物件は農地と言っても田んぼではなくて、いくばくかの畑があるだけなので、ものは試しで農業委員会に承認の申請をしてみるかと思っている。 というのは家は古そうだが数十万円と標準評価額がチョウお安いからである。 


 今日の仕事


 一階の床の掃除機を掛けて、玄関、廊下、トイレ、サニタリーなどを拭き掃除して、そこへ一度目の塗装をする。