中止の判断

 今日は当部落の水道の貯水槽の清掃の日である。 ここの部落のほとんどの家庭は町の水道と部落の水道の二回路を引き込んでいる。
 ここの部落は地下水の水質が金気を含んであまり良くないので、早くから独自に水道設備を造ったのを使っている。 この部落の水道料金は毎日風呂に入っていても二千円弱と超お安い。 町の水道はほとんど使わないが、料金は基本料金だけで下水道も含めてだが六千円ほど払う。 
 そんなわけでキッンに町の水道の蛇口が一箇所あるだけで、風呂や便所を含めほとんど部落の水道を使っている。 ただ、年に二度ばかり部落の各家庭から一名づつ出て、水道設備の浄化槽の砂の掃除というのがある。 今日がその日だったが、朝から激しい雨で集合時間の8時ごろは特に強く降っていた。 それでも合羽を着た人が前を通っていくのを見たので、オフも合羽に長靴、ゴム手袋姿で途中まで行ったが今日は中止だと聞かされて引き返す。  得てしてこもような多数の人が集う行事は予定通りした通り行なわれるものだが、何もこんな雨降りの日にやることはない。 
 だが、中止と聞いた後だんだん雨は小降りになって、9時ごろにはいったん降り止んだ。 でも、中止したのは賢明な判断だと思う。 こんな作業は天気の日に気持ちよくやればいいんだよ。


 今日はこれから神戸へ行く。 仕事の終わりが見えてきているので、今日はゆっくりした気分で出かけれる。 行く途中加古川をまわって行き競売に出ていた倉庫物件のあるところを通ってみて、簡単に見つかれば建物の様子などを見てこようと思う。





 今日の仕事


 オフが今寝室に使っている奥の部屋は大壁で、四面に化粧ベニヤが張られているが、この化粧ベニヤとクローゼットの枠との間に見切り材を入れる。 キッチンの巾木が一部切れている部分がある。 配管が出っ張っていて巾木がそこだけ逃げているのだ。 そこへ見てくれは悪いが材を上から宛てておく。 一応仕上がっている二階に掃除機をかける。 二階の奥の物置とリビングはまだ床に塗装をしていない。 そこに塗装をしようとしたが気が変わり中止して、裏玄関の外灯を付けるため配線を調べる。 線がつながっているのに通電しない。 調べていくうちにスイッチが壊れていることが分かる。 ここはコンセントにまで別の箇所にスイッチが付いていたりややこしい仕事がしてあるので新たにやり直すことにした。