カウンターを載せる台

 雷が鳴り、激しい雨が降る天気もおさまり、今朝は日が差していた。
 冷たい空気が下りてきて蒸し暑さは去り今日は爽やかな気候に戻った。 この爽やかさも今日だけで、明日からはまた夏日に戻るらしい。
 ベランダの目皿に使ったサーモパイン材はさすがに濡れても乾くのが結構早い。 どうやら水分が内部に滲みこんでいかないようである。 普通の木材を使えば雨ざらしなら5年ほどで、水に強い材でも10年ぐらいで腐リ始めてくる。 このサーモパイン材で15年から20年、さらにウリンやイベなどという南洋の重い材を使えば25年は持つと言われている。 まあそれに応じて値段も上がるのだが・・・だが、ウリンやイベを使えばその耐用年数を計算に入れると割安ということになるらしい。 それにウリンやイベは水に入れると沈むほど重いし、インパクトドライバーでもビスが入っていかないので、専用のキリで穴を開けておかねばならないということだ。 


 キッチンのカウンターを乗せる台を造った。 いわゆるアイランド型のキッチンなのでシンクのダイニング側にカウンターを付ける。 小人数だとこのカウンターで食事をすることも出来るわけである。 普通はその場合カウンターの位置がやや高くなるので、バーのカウンターのようにやや腰高の椅子が必要になるが、ここのキッチンは調理する側の床を下げてそこにアイランドのシンクが乗っているので普通の椅子を用意すればよいことになる。
 キッチンの床を下げたのは、レンジフード式の換気扇の場合消防法でガス調理器から換気扇までの高さが800ミリ以上と決められている。 ここの位置の天井面は下屋の先端にあたり低いのだ。 それにキッチンの床面が低いとダイニングの椅子に腰掛けた人とキッチンに立つ人との目線が合うので、お互いの違和感や威圧感がないことなどの理由がある。 


 カウンターは先日ホームセンターで45×450×2400のタモ材を買ってきたある。 これは二万円と安かったのだが、一枚板のように見えるがよく見ると三枚の材を分からないように張り合わせてある集成材なのである。 つまり今日はその長くて重たい板を乗せる、横からみたらコの字型の台を二個造ってそれれの上と下を横材で繫いで固定した。   
 明日はカウンターの下部に羽目板を張って化粧する。


 今日の仕事


 キッチンのカウンターを載せる台を造る。