サーモウッド

 昨日昼飯を食べた後、神戸へ行った。
 夕食までの間、ケーブルテレビで今村昌平監督の「赤い殺意」を見た。 この作品を見るのは二度目で今回もそうだが、いずれも途中から見ている。 監督を初めこの映画に出演している春川ますみ以外の大半の役者はすでに死亡していると思うが・・・それにしても皆演技が上手いなぁと感心しながら見ていた。


 神戸へ行くといつも思うのは、けっこう疲れているなぁ・・・ということである。 八千代にいる時はやることが目の前にいっぱいあるので、今日はこれをやって次はこれで・・・という風に目先の仕事に追われていて、自分の身体が疲れていることに意外と気が付かない。 それに、やることが一杯あるので、そこを離れたくないものであるが、いったん離れてみると、しばらくここでボンヤリしているのも悪くないなぁ・・・と思ったりするものである。

 
 今日は法要のお経の後、会食をして嫁さんたちは京都の墓へ納骨に出かけたが、オフは納骨はパスして一人帰って来た。
 帰り着いた後、そのまましばらく眠ったら、もう3時過ぎになっていた。 中途半端な時間で仕事に掛かる気になれない。 そこで姫路のホームセンターへこの後の仕事、ベランダ作りに必要な材料を買いに出かけた。 ベランダに使う、南洋のセラカンバツー材やウリン材はネットで買ったほうがたしかに値段は安いのだが、水に沈むくらい重い材なので運賃が最低でも材料費の1〜2割掛かることになる。 そうなると決して安いとはいえなくなるのである。 結局ホームセンターにあったサーモウッドと呼ばれるフィンランドのパイン材を買ってきた。
 この材は

 ≪まず温度を100℃まで上げて木材の水分をほとんど抜いてから、さらに210℃まで熱して蒸し焼きの状態にし、最後に水蒸気を加えて含水率を調整します。 この高温処理により、材中の糖分が変化し、また、ヤニ分が除去されて防虫、防腐性能が向上します。さらに、吸水率が処理前に比べて約半分に低下するため寸法安定性が増して施工後の反り、狂いがきわめて小さくなります≫ 

 つまり薬剤を使わず、熱と水蒸気だけで高熱処理した材であって、前から一度使ってみたいなぁ、と思っていた材である。 今回二メートルモノだが、特売品があったので、それを40本買って来た。
 

  今日の仕事


 仕事とは言えないかもしれないが、姫路の大型ホームセンターへ行って、ベランダに使う大引きやサーもウッド材を買って来た。