嫌〜な流れ

  ネットで注文を出していた桧のフローリング材が奈良県の吉野からようやく入荷する。 桧だが節あり材のフローリングなので、抜け節があるとそこは節のように見せて埋木してある。 そんな作業や機会乾燥したりするし、注文生産になので注文してから三週間ほどかかった。 だが嬉しいことに材が揃わなかったということで四割ほどの材が節が少ない小節材にしてくれた。 前の綾部でも土蔵の床で注文を出したし、ここの家の二階の床の時もと短期間に三度も頼んだので、すでに良いお得意さんなのだろう。


 その荷物を運んできた佐川急便のお兄さんの話だが、狭い道に車を停めて荷物を積み下ろししていると、文句を言ってくる人が急に増えてきたということらしい。 だいたい以前の二倍に増えたということで、とくに都会周辺では苦情が多いらしい。 それもチョイト苦情と言う程度はなくて、怒鳴られる、脅されるという激怒するタイプが多くなって来ている、ということらしい。 荷物の積み下ろしなどほんの数分待てばよいことなのだが、それくらいのことに腹が立つて怒り出す人が多くなっていると言うことだろう。


 一昨日小泉改革の中身は旧田中派への怨念だったと書いたが、小泉氏個人としてはそうだったが、もちろん小泉改革はそれだけではなく首相の周辺には竹中平蔵、財政担当特命大臣などもいた。 この人を中心にして日本を市場原理社会に導いていた。 世に言われる勝ち組、負け組みを作ることである。  頑張った人には大きなご褒美を与えることで人々にヤル気を出させ、活性化した競争型社会を作ることを標榜したわけだ。
 競争型社会というのは、格差社会だから背景にどうしても強い力が必要である。 強い国家、強い軍隊とか、社会を管理型にするため、どうしても強い警察力などが背景に不可分に必要とする社会なのである。 国家を愛せよ、というキャンペーンが強調される。


 佐川のお兄ちゃんが言うように、人々の心はここへ来て少しずつすさんできているようだ。 そんな漠然とした不安を背景に威勢のよい輩が時流に乗るように出てくることをオフは今、危惧している。


 ライブドア堀江被告実刑判決が出た後、加藤紘一議員が堀江被告を何かと持ち上げていた竹中平蔵氏も責任の一端があると批判していたが、その加藤議員は昨年末だったか、右翼を名乗る男に事務所兼自宅を放火されている。   


 今日の仕事


 ダイニングの壁にプラスターボードを張る。 上部は真壁、下部は大壁という壁にするため、その境目の部分の仕切りをする。
 半間の柱間に作ってあった棚になったモノ入れを取り壊す。 向こう側は今オフが寝ている洋間だがブチ破り筒抜けになる。 この部分を三分の二は洋間側はクローゼット。 三分の一はダイニング側の浅い棚にするつもりだ。 そこの部分は以前の天井が残っていたがそれを取り壊す。
 天井垂木に材を取り付けその上へ天井板を張った。