お犬様

 朝仕事をはじめていたら左官屋が来て、今日少し下塗りの仕事に来た、と言う。 ちょうどサニタリー部分の大工仕事が昨日で終わったところなので、そこの壁を塗ってもらった。 左官屋は内部だがほとんど下地塗りにプラスターを使わないで、軽量モルタル系の塗り材を使っている。 プラスターよりこちらの方がどうやら塗りやすいらしい。 今は神戸市西区まで一時間ほど掛けて家の門扉の仕事に行っているらしいが、明後日天気予報が雨だと言っているので、向こうは休んでこちらに仕上げ塗りに来るという。 天気予報を見ながらいろいろ仕事をやり繰りしているわけだ。
 

 ダイニングに続くキッチンの床を少し低くするつもりでいた。 今日その部分の床を一部切り込んでまくって見た。 簡単に済まそうとすれば、既存の根太の高さ分約一寸五分(45ミリ)下がるだけである。 どうあろうと根太は必要なので、今度は大引きに切り込みを入れて並べることになる。   
 面倒な仕事になる割には下がるのはたった45ミリだけである。 大引きも外して全部やり直しをすればもうすこし下がるが、今度は窓の高さとに違和感が出たり、壁などとの取り合いが難しくなる。 そんなことを思うと面倒になって来てこのままフラットの床面で行くかとも思ったりする。 綾部でも最初はキッチンは下げるつもりでいたが、こちらは床下の空間がなくて断念した経緯がある。 リフォームで既存の床面を上げ下げするのはかなり難しいということなんだ。 これについてはもうしばらく考えてみる。


 田舎の友人から一ヶ月ほど前から我が家に子犬が来た、とのメールが入っていた。
 以前オフが神戸の彼女に会いに行くたびに愛犬を預かってもらっていた友人である。 その頃から我が家にも犬がほしいと奥さんともども言っていたが、ようやくその願いが実現したみたいだ。 ご丁寧に犬君の画像も何枚か添付してあった。 その中に少し上を向いて、いかにもアホな顔だなぁ!という画像があり、それを見ながら犬というのは間が抜けたような顔こそが憎めなくて可愛いのだなぁと思った。 犬は買主に似てくると言うが、かの家のお犬様はどんな犬に育つのやら・・・


 今日の仕事


 ダイニングの壁仕事を始める。 まだ床にフローリングを一部しか張っていないので壁もその一部だけしか出来ない。 フローリング張りは床暖房のパネルの入荷待ちである。 天井からの下がり壁の部分の縁に見切りを入れたりする。
 ダイニングの既存の壁をはがす。 ダイニングは既存の壁下地を利用するため大壁が多くなる。 ダイニングの柱間に棚になっていた部分があるが、そこは仕切りを逆にして隣の部屋のクローゼットにするつもりだ。