オフの床屋談議的政治論

 これまで二国間協議をはねつけていたアメリカ政府が北朝鮮に対して大幅に譲歩して、マカオ北朝鮮関係口座の全面凍結解除にあっさりと合意した。 北朝鮮は今度は核問題を背景にテロ支援国家の指定解除について強気の要求をしてくるだろう。 アメリカ政府としてはこの問題で北朝鮮との間で具体的な成果が得られると踏んだ場合はそれを外交的成果とするため、これも譲歩する可能性はかなり高まってきた。 テロ支援国家指定は日本人拉致問題とも密接に絡んでいる。 アメリカが今後更なる政策転換をすれば、北朝鮮に対して最近とみに強攻策を取ってきた日本だけが取り残される可能性もかなり高い。

 どちらかと言えば日本政府にとって最近の一連の強攻的な政策は、強硬なアメリカ政府に追従して相手を恫喝するためだけの外交政策だったような気がする。 拉致された人を取り戻す戦略的な政策の一環というより、そのようにすれば最近の国内の世論の受けも良いだろうと踏んでだけの強攻策だったような気がする。 ここへ来てアメリカに追従してきた政策の結果、日本だけが馬鹿を見る結果に終わる可能性が出てきている。


 そのような政治的な一連の流れを見ていると、オフは何となく次に来るものが見えて来るようで、更なる危機感を抱かざるを得ない。
 と言うのは、一貫せずに政策的にアメリカに追従するだけで右往左往する政府に対して、その内に国民がその弱腰に苛立ち非難、誹謗する勢いのよい声を求め、それに応じてさらなる声高の強硬論が高まってくることである。
 その声に乗って勢いづいてくるのは石原慎太郎や小泉前首相周辺であるのは間違いないであろう。


 以前にも書いたと思うが、オフの見るところでは小泉前首相は政治的なポリシーなどとは縁のない人であると思う。 政治的なポリシーというのは、ます背景に政治的な思想があり、その思想に基づいて長期的なビジョンが組み立てられていて、その政策実現のため政策、戦略、戦術などを取ることを言う。 小泉前首相は日本のあちこちにいるような、津軽ではジョッパリ、肥後ではモッコス、土佐ではイゴッソウなどと呼ばれている単なる頑固モンの代表みたいな男である。 それは彼の靖国参拝問題の時の弁明の言いようで十分わかるはずだ。 この手の男は皆が皆恨みだけは長く根強く持つタイプが多く、オフにも記憶があるが、子供の頃は気に入らない相手に唾でも引っ掛けて、ザマァミロと平気な顔をしているような男なのである。
 小泉改革というのは、かっての田中、福田の角福戦争の恨みを持続して、いつかは憎い旧田中派を潰すことを心に誓っていいた男の執念の結果、成果なのである。
 とにかく今オフはこの次に来るものに危惧を抱いていることを書いておきたかったのに・・・なんだか脱線してしまったなぁ。
 

 今日の仕事


 サニタリーの天井を張る。 その前に洗面台などのコンセント口への配線や給湯ボイラーのコントロール線の引き込みを済ませておく。
 壁面の下部に腰板を張る。 トイレの照明灯が奥の壁面にあって手前の手洗い周辺がやや暗い。 トイレは下屋が一番低くなっている箇所にあるので、天井までの高さが窓際で190センチほどとかなり低い。 こんな低い天井にペンダント灯やシーリング灯などを付けられない。 ダウンライトも天井裏の懐がなくて無理。 結局一番奥には頭が行かないだろうからと壁面にブラケット灯を付けた。 だが入り口付近の手洗いあたりが案の定暗くなった。 天井を張った後なのであきらめて我慢するつもりだったが、天井に開けた穴からVAコードを差し込み、天井横の隙間のボードを外してやっと手が入るく隙間へ導いた。 その隙間へ手を差し込み苦労して電源の線を探り出してスイッチの線ともども結線した。 では照明はどうするかという問題だが、最近はダイクロイックハロゲンライトという小さな照明灯のスポットライトがあることを思い出し、それを取り付けることにした。 これのスポットライトのフランジタイプだと真上でなくても、斜め上からでも手洗い洗面だけをスポット的に照らすことが出来るである。