好きなことをすれば・・・

 今日神戸から帰って来た。 昨夜帰る予定だったが二泊して来た。  というのも午後から訊ねて来た嫁さんの友達と話がはずみ、遅くなり彼女は夕食を食べて帰ることとなった。 そのお友達は銀行に勤めていて40台初めで独身、お酒も飲める口だそうなので、今度は彼氏も一緒につれて来て飲む機会もあるかもしれない。 彼女は家庭の事情でらしいが高校卒だが、ファイナルシャル・プランナーの資格(これは二種類の認定団体があるらしいが国家資格の方)も持っていてなかなか頑張り桟屋さんだが、でしゃばったところもなくどちらかと言えばモノ静かで聞き上手タイプである。 テニスのサークルで知り合って何年間か付き合っている彼がいるが、結婚までに行っていない。 その彼は、結婚式場専門のカメラマンらしいが、忙しい時とそうでない時があり、収入がなかなか安定しないということらしい。
 縛られない好きな仕事を続ければ収入が不安定で結婚もおぼつかない、会社勤めをすれば生活は安定するだろうが、クソ面白くない。 今の日本に何処にでもある事情だろうが・・・まあ一昔前、オフたちの時代はほとんどの人が、会社勤めと結婚して家庭を持つ、という選択をしていたが、今では生活の安定や家庭を持つことを犠牲にしてでも、好きな仕事を選ぶ人たちが出てきていて、このようにごくごく身近にもチラホラいるということだ。


 そういうオフの娘にも彼がいるが、好きなことがあるがそれでは飯は食えなくてしがなくフリーターをしている。 ということは自分ひとりが食べていくのが精一杯なので結婚などはほど遠いということらしい。 娘は娘で電話のオペレーター会社に勤めメチャ忙しくて、会社と住まいとを往復するだけの毎日らしい。 どうであれ、なんとか自分で自分の暮らしをしているならば、それ以上のことはあれこれ口出しすまいとオフは決めている。 


 女の幸せは結婚、子育てにあるとは思わないし、子供は二人がよいだとかは、決して思わないし、言わない。
 まして国家を愛せよ、だとか、国旗に最敬礼せよ、と強制することには真っ向から反対する。 だが、そうしたい人にそれをするなとは、言うつもりはない。 そういう人は好きではないが、頭から認めないわけではない。 憲法を改正することの趣旨が、われわれの自由を少しでも束縛する方に向かっているなら、その動きには断固反対するつもりだ。
 

 今日の仕事


 午後からの仕事。 サニタリーとダイニングとの仕切り壁を作る。 この部分は両側が仕切られ、三分の二がサニタリー部分で洗面台や洗濯機を置くスペース。 残り三分の一がダイニング側になり、モノなど置ける袋棚となる箇所である。 仕切りは両側のヌキに桟木をビス止めしてそれに横にヌキを渡して、そのヌキにサニタリー部は針葉樹合板で仕切り、ダイニング側は化粧野地板で仕切って棚を取り付ける。 両側の外仕切りは下部腰板、上部プラスターボードあて漆喰塗り仕上げ。 今日で全部終わらなくて残りは明日の仕事。