グローバル化の流れ・・・

 天気図ではさほど等圧線が込み合ってはいないのだが・・・風が強く吹いている。 いわゆる春の嵐なのだろう。 
 裏のおばあちゃんがまた大根をくれた。 それも三本も。 これで最後、これが最後、と言いながら何本貰ったか分からなくなった。 昨年末からもう20本以上貰っているかもしれない。 今度は本当に本当の最後だ、と言うことだ。 今年はもう駄目だと思っていたが、食べてみたらまだまだ食べれると分かったので持ってきたのよ、という話である。 一緒に白菜と葱も貰った。 この葱は葉の中にドロドロがいっぱい入っていて美味しい葱である。 今にして思えばこの冬は暖冬だったせいか、鍋料理をする機会が少なかった。 とくにおでんなどは一度も作らないという珍しい冬だった。


 今夜また神戸へ行く。 嫁さんのお友達が明日お昼にマンションに来るのだが、一度是非旦那さんに会いたいという話なのである。 何だか少しきまりが悪い・・・が、悪い気もしない・・・(笑)
 

 月曜日に床暖房の工事の人とメーカーであるノーリツの人が来る。 部材を含めて発注前に最終的な確認だそうだ。 最近はメーカーが現場の仕事をするというほどはないが、繋ぎのパイプや部材まで支給して特定の指定の業者を使ってやらせているらしい。 そうすれば部材や部品のパイプ一本に至るまでメーカーサイドの売り上げになる訳だ。 まあ、たしかに最近はガス機器の事故などの問題がクローズアップされていて、万一不具合なことあればメーカーも大損害だろうから、そのあたりのところは分からない訳ではないが・・・このような流れはいたるところで見られる。
 これまで自分たちの裁量で仕事していた世の独立した業者が、どんどんメーカの下請け化していく流れである。 大工でいえば、独立独歩で仕事が出来る大工は要らなくなり、メーカー指定の組立工的な大工が必要とされている。 そこでは高い技術や腕などは必要なくて、メーカーのマニュアル通りに仕事をすることだけが要求されている訳である。  そして故障しても、それは廃棄して新しいものを買ったほうが最新式のものが使えるので良いですよ、という話になる。


 オフの息子二人はシステムエンジニア、つまりソフト屋をしていのだが、下の息子が言うには、それでも日本ではまだソフトを作る場合、会社独自のシステムを生かして作ろうという流れが残っているのだが、アメリカなどは作られたソフトに会社のシステムを合わせて行くような流れにすでに変わってきているそうだ。
 まさに、これぞグローバル化の流れそのものである。
 考えるのは頭の良い人だけでよいのよ・・・お馬鹿さんは考えなくて良いからせっせとマニュアル通り働きなさい・・・その方がよほど上手く行くのよ・・・と言うことらしいが、やれやれ・・・勝ち組と負け組みか・・・
 

 今日の仕事


 サニタリーの内のトイレの腰壁を張ってコンセント口も付け、外側からボードも張ってオフのトイレの仕事はこれで全部終わった。 後は左官屋に壁を塗ってもらい、配管屋に便器や手洗いを取り付けてもらうだけである。 後まだ洗面台や、洗濯機置き場の壁を作る仕事が残っている。 これが意外と厄介な仕事になる。 というのは柱のない中間部分に一間ちょいの幅の壁を作るからである。