国際女性デー?

 昨日、競売に出ていた加西市の物件を今朝から来ていた左官屋と一緒に見に行く。 家は道路から少し入ったところにあったが、シルバー色のトタンを被せたの古民家なのですぐに分かった。 家には誰か居るようだったので、道路から見ただけだったが思ったとおり古い建物である。 縁側にはサッシ戸も入っていないし全体にあまり手が加わっていない風で、それはまことにありがたいのだが、古いだけに内部の痛み具合が心配である。
 裁判所へ行けば内部を写した写真もあるのだが、それを見ても細かいところまでは分からないものである。 唯一気に入らないのは、部落内にあって、まわりが家々で囲まれているという点である。 左官屋は近くでまた仕事が出来ると思うのか、悪くない家ですねぇとしきりと言う。 とにかく入札までしばらくあるので、資料を見てきてその上でギリギリまでよく考えてから結論を出そうと思っている。 


 サニタリー、ダイニングの床の下地張りするのだが、荒板を捨て張りしてさらにその上にフローリングを張って仕上がりとなる。
 すでに既存の床が張ってあるのであえて床の下張りは必要ないのだが、LDKに温水式の床暖房を入れるのでその分床が上がってくる。 それと均すために床暖房が入れない箇所に板を下張りしておく訳である。 普通なら下張りは合板のコンパネ板を張って行くのだが、下地にも建材モノは使いたくないので、少し面倒だが杉の荒板を張っていく。 今回採用したノーリツの床暖房は15ミリ高くなるだけ、とネットに載っていたので五分(15ミリ)の板を張っていった。 ところが送られてきた図面の中のリビングの寸法が縦横逆になっていたので、電話を入れた際に床暖房のパネルの高さは12ミリです、と言われてあわてる。 そんなはずはないとネットを開いて検索すると、パネルと床が一体になっているタイプで既存の床に貼るだけの簡単な床暖房商品の高さが15ミリと言うことだった。 せっかく張っていた荒板をはがさねばならない。 たんなる長い板をはがすだけならどうと言うことはないのだが、サニタリー部分から張り始めたから、立ち上がりの給排水のパイプに合わせて苦労して何箇所も穴をあけたり、くったりして細工して張ったのだ。 しかしたった3ミリの違いでもフローリング板は順番にはめ込み式なので少しでも高さが狂っているとそこではまらなくなってしまう。 泣く泣くでもはがして行くしかないのだ。 
 ますダイニングの一部をはがして、サニタリー部分に移ったが途中ではがすのを中止して、ここの部分だけは少し高い床でもかまわないか・・・と思い直す。 結論は明日まで考えてみることにした。


 五分板を追加注文したのだが、それも返品して四分板に変更してもらう。 はがしながら気がついたのだが、この板をプレナーを掛けて四分厚に削れば、加工してあるのでそのまま使える、良いアイデアと思って四分板を配達に来た材木屋の若主人に聞くと、釘が残っていたりするとプレナーの刃が欠けるので駄目だと言う。 釘でなくてビスで留めているのだ、ビスが残っていると板ははがれないから残る訳がない、と言うが、ビスのクズが残っている場合があるので駄目だと言う。 一応そうかいと軽く返事をしておいた。 毎度のことながら向こうむきになってお客に背中を見せて、毎度有難うございます、と言って帰る若主人を見て、もうこの材木屋では買うまい、と心の中で思った。


 今日の仕事


 床板の下張りをして、せっかく張ったその板をまたはがした。
 ネットで注文を出しておいた照明器具が届いたので、その内の何点かを天井に取り付けるが、シーリング灯を手を滑らして床に落としてアクリルのカバーを破損してしまう。 以前もそうだったが、半額で買っている商品なのでカバーだけを追加注文すると、おそらく全部買うほどの値段を言ってくるだろうと思う。 今日は碌でもない日だったので何とはなしにカレンダーを見てみるが、国際女性デー?とかで、三隣亡は明日だった