八朔

 昨日はやや早めに仕事を切り上げて神戸へ向かった。 今朝はお昼前に嫁さんと車で姫路に向かい裁判所で競売物件の資料を当たり、ピックアップしていった三件の内二件のコピーを取って貰う。 姫路の南部の飾磨にある大型ホームセンター・ムサシへ立ち寄りそこの資材館をのぞく。 ホームセンターとしてはオフがこれまで見て来た中では資材に関しては最高の品揃えである。 ネットで注文しようと思っていたウッドデッキのウリン材やパイン材の既存のドアなどもある。 ネットに比べ値段はさほど安いとは思わないが、ここでは現物を見た上で選べる利点がある。 一応腰板の杉のパネル材を買った来たが、車で一時間ほどかかるがこれからもちょいちょいここを利用することになるだろうと思う。
 帰りに須磨の近所のスーパーに立ち寄ると、ついにあった! 一年ぶりに見るオフの大好きな八朔があった! さっそく買ってきて食べた。 これからゴールデンウィーク頃までほぼ毎日、少なくとも一日一個の八朔を食べることになるが、シーズン中に約100個以上食べることになるんだなぁ(笑)


  嫁さんの家に置いてあった「文芸春秋」の中に、これからの来る時代の勝者組と敗者組をシュミレートする記事があり、それをソファーに寝ころがりながら読んだ。 その中に、団塊の世代が定年退職するが、豊かな時代を生き抜いた彼らが第一線の現役から退いて、退職金を使いそれぞれのやりたかった趣味や道楽に勢を出して、こだわりを持つ世代の新しい消費が起きる、と言われていたが・・・じつは、彼らは年寄り臭く金を懐にしまったままセコセコ暮らしていて、いっこうに言われていた新しい消費ブームは起きなかった・・・などとシュミレートしてあったのには、思わず声を出して笑ってしまった。


 裁判所でコピーしてもらってきた二件の資料の内容を調べていたが、その内の一件は昨年の八月に一度600万台(鑑定士の評価額が900万円台)で競売に出されたものだが売れ残って、今回ほぼ半額!に値下げして再度競売にかけられている。 何ぼなんでも今度は落札されるだろう。  
 だが、農家物件だが建物がなんとなく新しいのだ。 調べていくうちに築年不詳となっているが、平成2年頃建てた家だとみなされていることが分かる。 これだと新たに手を加えるところが少なく、不動産物件としてすぐ売るには良いものかもしれないが、家を改造するのが目的のオフの趣旨には合わない。 
 もう一件は木造部分は建ててから60年ほど経っているが、その横に建ててから30年ほど鉄筋コンクリートの建物が付いている。 何とその建物の洋間の隅には60年代に流行ったようなクサイ感じのホームバーなどが備え付けられている(笑) もし入札に応じるとすればこの家だろうが・・・横の鉄筋の建物が気にいらない。一度外観を見学した上での判断になる。