ああ、ダイエット!

 納豆がない状態なので、苦肉の策で炊き込みご飯をする。 牡蠣飯である。
 久しぶりの牡蠣飯、数年ぶりの牡蠣飯である。 牡蠣飯は牡蠣をあらかじめ出汁で煮ておいて、そのスープで焚いたご飯に乗せて食べる場合と、ご飯と一緒に炊き込むやり方がある。 蒸らした後ご飯に乗せて食べる場合はぷっくりと膨らんだいかにも美味しそうな牡蠣を食べれるが、ご飯のほうに旨みが移らない。 牡蠣も一緒に炊き込んだ場合は牡蠣はしぼんで小さくなってしまうのだが、ご飯のほうには旨みが出る。 どちらを採るかと言うことだろうが、オフの場合は見てくれより実質主義だからご飯と一緒に牡蠣は炊き込んでしまう。
 

 納豆が売り切れ状態が続いているのは、納豆でダイエット出来るとTVで報道されたかららしい。 だがオフはここ十数年毎日納豆を食べ続けてきたが、その間納豆とは関係なく太っていた時期もあるし、痩せた時期もある。 ようは納豆のせいなどではなくて、毎日山に引きこもって本を読んでいた時は運動不足で太り、古民家に関わってからは10キロ痩せたのである。 今はリバウンドでまた5キロほど戻ったが、その間毎日毎日納豆を食べ続けていたのである。 納豆で痩せるなどと言うのは嘘だとちょっと考えれば分かることだと思うが・・・報道に飛びついて納豆を毎日食べ続けるが、一向に痩せないのでそのうちにやめてしまうのオチで、その頃には凝りもせずまた次のダイエット情報に飛びつくことを繰り返しているだろう。 
 以下に痩せすぎ女性比率の国際比較のデータがある。

 http://d.hatena.ne.jp/iDES/20061220/1166633426
 

 なんと日本だけが飛び抜けて異常である! 先進国なのに痩せすぎの女性が異常に多いのである。

 とくにBM Iのグラフを見ると日本の男性や50代から上の女性が戦後豊かになるにつれて、それに比例して体重もじわじわ増加しているが、20〜40代女性は逆に年々体重が減ってきている。
 以下にこのデータを載せた人のBM Iグラフの分析談話があるので引用しておく。

 
 40代以上のBM Iは増加していき、30代以前のBM Iは下がってきている。17歳のBM Iは横一線であることを考えると、20代になってから「社会的に」「やせ」の圧力がかかっていると考えることが出来る。

 30歳代「やせ」に転じるのは1970年代半ば。この世代は「団塊の世代」であり、1940年代の半ば生まれである。40歳代が「やせ」に転じ始めるは1980年代半ば。この世代も同じく団塊世代の前後である。同じく50歳代に転じるのは1990年代半ば。

 摂食障害は1960年代あたりに現れ、1970年代に一般化し始める。1970年に15歳で摂食障害になった人を想定すると、彼女は1955年生まれと言うことになる。つまり、「やせ」に転じる世代である団塊の世代とは10年のタイムラグがあることになる。

 摂食障害が本格化する80年代のことを考えてみると、1985年に15歳であった人は1970年生まれである。この人の親が25歳で子供を産んだと考えると、その親は1945年生まれ。ちょうど、「やせ傾向」を見せる団塊世代の周辺が親であると推測できる。



 今日の仕事



 一階和室の一部に半坪ほどの大きさの壁を造る。 口の間の横奥の部屋の建具を入れ替えるのだが、一間半の敷鴨居の間を一間にして半間を壁にする。 というのは入れ替える既存の建具が二枚で一間幅しかないからである。 同時に敷鴨居の間も一寸ほど狭くして五尺七寸の高さにする。 敷居を入れる仕事と壁下地にボードを張る仕事が残った。