映画「フルメタル・ジャケット」

 今回も神戸でTVで映画を一本見た。 「フルメタル・ジャケット」 スタンリー・キューブリック監督が撮った映画である。
 オフはこの映画がキューブリック監督作品だと知らなかった。 途中まで見ながらセットの細部までエライこだわっている映画だなぁと関心して見ていたが、終わってから彼の作品だと知って、まさに完璧主義者の映画だなぁとあらためて納得した。
 内容はベトナム戦争を題材にして撮られた戦争映画である。 
 ベトナム戦争を題材にした映画の中にはコッポラ監督の「地獄の黙示録」や「ディア・ハンター」などが印象深い映画があるが、当作品も遅ればせながら印象深い作品の一つとしてこの先もオフの記憶に残ると思う。
 一昨年だったか見た湾岸映画を題材にして撮られたサム・メンデス監督の「シャー・ヘッド」とおのずから比較してしまう。 というのも両作品とも海兵隊の過酷な訓練で叩き上げられて戦場へ出た若者を主人公にしているからだが・・・。


 戦争映画と言えば、最近のイーストウッド監督の「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」が話題になっているが、今は映画館まで足を運んでまで映画を見る時間的余裕がない。 オフの影響で映画好きになった嫁さんは両映画を見たし、さらにその合間にケン・ローチ監督の「麦の穂をゆらす風」も見たらしいが、同じく戦争をテーマにしている映画だがどちらかと言えばカンヌ映画祭パルムドールをとった「麦の穂をゆらす風」が良かったわ、と言っている。
 見たい映画が沢山あるが、古民家に関わっている今は後追いしながら後日ビデオで見るのがせいぜいである。


 今日の仕事


 二階の階段の周辺の壁下地をする。 つまり柱間にヌキを入れてプラスターボードを両面に張る。
 階段の一階天井に見切り材を入れる。 この細工で削り取られていた梁が少し大きく見えるようになる。
 一階和室に二度目の塗装を済ます。 これで左官屋は二階の後ひき続き一階和室の壁の仕上げ塗りも出来る状態になった。
 奥の和室の鴨居と敷居間に半柱を立てて間仕切りして壁にする準備に入る。