順列

 朝起きると雪が降っていた。 初雪であるが、といってもせいぜい5センチ程度である。
 寒気団が上空に来ているのだろう。 当地でもこれくらい降ったのだから、おそらく田舎では本格的に降っているだろう。 さすがに寒いが、動いていると寒さはあまり感じない、だが仕事に中で動きが止まるとやはり寒いなぁと思う。 ポケットにはホッカイロを忍ばせているが、家の中での仕事だから手が冷たくなってそれを握ることなどないが、安心感のために忍ばせているようなものだ。
 今年も後二日間だけだが、今年一年を振り返ってみても決して悪い年ではなかったというより、むしろ良い年だったと言ってもいい。
 これまでの60年を振り返ってみても、良いこともあったが悪いこともあって結果的にはまあまあ悪くない年だったなというのが多かったが、良い年だったと言い切れる年は沢山なかった。 今年はとくに良いことも悪いこともなかったが、それでも良かった思うのは、毎日好きなことをしているから日々が充実していたということに尽きる。 おかげで風邪一つ引くことなく、怪我一つなく健康で来れた。 こんなことがいつまで続くか分からないが、来年も今年の流れを続けていきたいなぁと思っている。
 昔から日本人が神仏に幸せを願ってお願いすることはだいたい以下の三点なのである。
 つまり、無病息災、家内安全、商売繁盛である。 この三つのお願いが達成された先に日本人の思い描くまっとき幸せがあるのだろうと思う。 だがオフは勝手にこの三つには順列があると思っている。 この順列の並びを間違えると幸せも吹っ飛んでしまうと思っている。 どのような順列か?  
 それはチョイト考えればすぐ分かると思うのであえて書かないが・・・ 


 今日の仕事


 二階のトイレの仕事をする。 まず既存の低い天井のマワリ縁などを外して天井を取り払う。 新たな天井は桁の上にすることにして、これだと既存も天井より桁の分だけ約20センチほど高くなる。 枠を組みそこへ板を下から留めていくのだが、今日のところは天井板の塗装をしておく。
 次に床の仕事に入る。 ここも既存のベニヤの床をまくる。 四分の板を並べて留めていくのだが、この板は一階の天井板も兼ねるので、これも下部を塗装をしておいて留めるのは明日の仕事となる。 次に壁仕事に入るが、この壁は昨日ヌキをしてプラスターボードを当てた壁だが、これを外して既存の半柱に新たな半柱を当てて外部に少し壁を移動させる。 少しでも内部の空間を広くしたいからである。 これでヌキを外側に二寸(6センチ)移動することになる。 たった6センチのことで苦労をするのかと思うのだが、内部での6センチの広がりは大きい意味をなす。