牡蠣、真ハタ

 ご飯を焦がしてしまった。 それも半端ではなくてかなりひどく・・・何というか表面が狐色になっていて当然底は真っ黒の炭状態。 
 オフはガスで土鍋でご飯を炊いている。 理由は簡単でその方がご飯が美味しいからであるが、今日のように時々焦がしてしまうことがある。
 ほんの少し狐色程度のおこげならかえって美味しいのだが、さすが今日のように真っ黒にしてしまう駄目である。
 ご飯の炊き方は簡単で、沸騰すれば火を弱めて12〜3分弱火にして火を消してから蒸らすのに15分ほどで出来上がり。 ご飯はそのままにしておくと美味しくないのでお櫃に移しておいて、その都度電子レンジで暖めて食べている。
 嫁さんのところも以前は電気釜を使っていたが、オフが行くようになって最近はステンレスの厚い鍋でご飯を炊くようになった。 家庭内で両親の介護をしているので電気釜を併用しているが、食べると、このご飯はどちらで焚いたかすぐ分かるという。 オフは低学年の頃朝起きるとよくカマドの前へ行った。 とくに冬場は寒いので朝起きた時はカマドの前が一番暖かいからであるが・・・自然と火の番をするようになった。 薪をくべたりお釜が沸騰してくると火を曳くといって火を弱めるのだが、その役をしていた。 この時期に刷り込まれたのか、ご飯が焚けて来る時の匂いがオフにとてはこの世の最上の幸せの匂いである。 この匂いをかぐと、どんな嫌なことがあっても一瞬許せるような気持ちになれる。


 昨日は牡蠣フライをした。 今年はノロウイルス騒ぎでうれしいことに牡蠣が安い。 昨日の牡蠣も例年の3〜4倍ほどの量が入っていたし、それも真水でふやかしたようなおかしな牡蠣ではなく、まさに極上モノでプリプリしていた。 だが、さすがに生牡蠣では食べる気にならずフライにした。 それも普段なら表面に熱を通すだけなのだが、内部の水分が出始めて飛び始めるまで揚げた。


 今日は真ハタのアラと大根を煮た。 昨日スーパーで真ハタとキジハタのアラが売っていたのだが少し迷ったが真ハタのほうを買ってきた。
 出刃包丁で叩き切りしている時に手に脂が移ってくるほど脂ノリノリのアラだった。 大根は裏のおばあさんから貰ったものだが、青首なのに聖護院大根のような丸い大根で、下茹でするとすぐに柔らかくなった。

 
 今日の仕事


 二階の天井板を張る。 根太に沿って斜めに上がる部分は昨日張り終えているので、今日からは水平な箇所である。 両側と真ん中に枠があるので乗せて二枚乗せて両端をビスで留めていけばよいのだが、その中間にダレルのを防ぐ意味でも下部からビスを打っておく。
 最初の板が決まれば後はそれに合わせて順次張っていけばよいのだが、途中に柄が六本あるので、それを巻いて板をくり抜いて張って行くかねばならないのが面倒である。 天井張りは明日もう一日掛かるだろう。