ウェブ2.0

 ウェブ2.0 という新しい考えというか、Webのあり方に関しての新しい提唱がある。
 その代表的な提唱者がティム・オライリー氏である。
 オフはこのようなウェブに関する知識は赤子同然であるが、以前から著作権の問題については多少の興味を持ってきている。 先日のグーグルによるユー・チューブの買収話のときも少しこの問題に触れた。
 時々この問題の新しい情報をネットで読んだりしている。 オフは情報はどうであれオープンするのが最善であるという考えを持っている。 著作権や特許によってコンテンツやテクノロジーが知的な財産と考えられて保護されるということよりも、知やテクノロジーは基本的に万人で共有することで相互に発展が出来ると考えているのである。
 数日前ウェブ2,0の提唱者であるオライリー氏へのインタビュー記事が出ていた。

 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20061214/256942/

 
 p2pやウィニー、そしてユー・チューブの問題などウエブ上では既存の著作権をオープンにしようという動きは後を絶たないが、それらの動きは決して安易にコピー商品や海賊版を作って一儲けしようとという動きと同じではない。 この問題はおそらくこれからも押さえても押さえても次々に形を変えてこの問題は出てくるだろうと思われる。 今は法で守られているいろいろな権利、たとえば著作権でも多数の人がそれは不当だと考えるようになれば、それは不当ということになってしまうのだ。
 ただ、オライリー氏はインタビューの中で、p2pの分野ではこれから常識を破壊する革新技術が生まれるだろう、と断言しているし、また、オンラインゲームにのめり込む世代がバーチャルな世界と現実世界を行き来することで両者を統合するような経済的な動きが出てくる、とも言う。
 人間の経済活動などといってももともとかなりメンタルな部分の影響が大きい。 株を買うにも、馬券を買うにしても、新商品を売り出すにしろ、新しい創作をするにしろ、いろいろな情報を取捨選択して最後は人間のメンタルな部分での判断である。 そしてその結果多数の人がそのように動けばその動きが現実を作り出すということはこれまでの例を挙げればキリのないほどあるのである。  


 今日の仕事


 昨日に引き続き二階の配線仕事をする。 それに昨日落とした土壁をバケツ二個に入れて、階段を上り下りする度に持って下りて庭の植え込みの下に撒いておいた。 配線仕事は午前中で終わるが、配電盤との繫ぎ込みが一階の梁を二個貫通するので結構手間取ってしまった。 
 この後天井張りに入るが、その下準備などをしたり、これまでの仕事で汚れたところを掃除機を掛けたりしている内に夕方になった。