競売物件

 兵庫県の姫路裁判所管内の競売が来年の一月半ば頃にあって、一月の18日が入札期限である。
 その中に現在仕事をしている八千代地区のすぐ近くの西脇市の農家物件が出ている。 神戸新聞社が提供しているサイトで外観の建物写真は見れるのだが、近くだから一度現物を見に行ってこようと思っている。
 大阪に競売物件の諸手続きの代行をしている不動産屋があるので、そこへ連絡を入れてみた。
 そこで知ったことは、競売物件の価格というのは、不動産鑑定士会が出しているその地区の評価額の6割の値段で最低価格が出されるのだそうだ。 それを入札をして一番高い金額を入れた人が手に入れる権利が出来るのである。 少しややこしいのは売却基準価というのがそのままの最低価格ではなくて、0・8で割って10を掛けた数字が実際の最低価格なのだそうだ。 つまり実際は少し高くなるわけである。
  まず欲しい物件があるなら番地を含めたた住所とその他諸々の情報を知るために、裁判所に出向いて物件の資料をコピーしてくることを勧められる。

 姫路なら一日仕事を休んで姫路まで出かけてみようと思っている。 
 姫路には玄関戸などの建具関係の古道具を多数そろえている古物屋があると訊いていたので、前々から一度そこの店を覗くために行ってみたいと思っていたことも後押しになる。
 西脇市の物件は一つ問題がある。 それは現在占有者が居るということである。 おそらく競売になった家の前の持ち主だろうが・・・
 以前は怖い人が居て、俺はここに住んでいるんだ、何処へ行けと言うのか!とすごんで見せて、出て行くために法外な金を要求する、などということもあったらしいが、最近は怖い人もそんなケチ臭い手は使わなくなったらしい。 ただ問題は寝たきりの老人が居たりすると無理に追い立てるようなことも出来ず問題はややこしくなるらしい。 
 西脇市以外にもよさそうな物件がある。 目に付いたところでは加古川市と市川町などにも気になる物件あった.
加古川市のものはここ八千代と神戸との中間地点にありまことに立地条件が良くて神戸から通って仕事が出来る場所である。 だが、田んぼの中に立っているのだが、家の内部の配置の構造からどうやら農家物件ではないようである。
 立川町のものは農家物件にしては粋な感じのする建物だが、農地が付いていて買受適格証明書が必要と書いてある。 非農家の人は農地を買って農業をします、という申請を地区の農業委員会に出して認可をもらう必要があるので、これは無理である。
 


 今日の仕事
 

 二階の配線の続きをやる。 今日で二階の配線は終わるつもりだったが、押入れを壊して取り払う仕事もしたので全部終わらなかった。
 押入れを壊す仕事の中に壁を半坪落とす仕事があり、両面に土壁がぶ厚く塗ってあって大変だった。 壁を落とした箇所はトイレに仕上げるつもりである。 二階の配線の二回路のうち一回路だけはとりあえず通電させた。