綾部へ行く

 午後から約一ヶ月ぶりぐらいに前の仕事場である綾部へ行った。 電気や水道の請求書の支払いもあってのことだが・・・
 家を見て驚いた。 ドデカイ看板が上がっているのだ。 地元の不動産屋も一軒入れようと思って頼んだ舞鶴の不動産屋が、畳二枚分もありそうな大きな看板を上げているではないか。 看板には<売り物件>と書いてあり、下に不動産屋の名前と電話番号が記してある。 家へ入るのもなんだか恥ずかしいくらいである。 たしかに、宣伝方法はお任せします、と言った手前もあるのだが・・・ネットとかの利用などを想定していたつもりだったのであるが・・・ 真っ先に大きな看板を上げたのは他の不動産屋を出し抜く意味もあるのだろうか。
 他の不動産屋が古民家系のホームページやネットの掲載中心の業務をしているのだが、少し時間がかかるととは聞いていたが、もう一ヶ月も経つのにホームページに物件として掲載されないのはおかしいなぁと思っていたら・・・こういうことだったのか。
 まあ、当初から舞鶴の不動産屋が一番熱心ではあったが・・・ここもいずれヤフーなどにも掲載するとは訊いてはいるので、こちらとしては売買に半年ぐらいの期間を見ているのだから、始まったばかりの今からあわててどうこう言うつもりはない。
 値段に関しては少し高いかなぁと思わないでもないが、当分は強気でこの線を維持してみよう。

  早く売れて欲しいのだが、中を丹念に見て回ったがここで一年も過ごしたのか・・・と思うぐらいである。 ここはあくまで済んでしまった過去の仕事現場であり、それよりも今の現場の次の仕事の進め方のほうが気になっている。


 今日の仕事


 昨日やり残していた敷居の下に最後の一列の板を入れて和室の床張りを終える。 二階の床共々掃除機をかけて一度掃除する。
 部屋の仕切りである敷居を四本入れる。 敷居は片側はホゾでもう片側は待ちホソ入れだが、ここの仕事は横入れの待ちホゾである。
 一本だけ敷居が寸足らずのものがあったが、柱が幾らか傾いたのだろう。