タウン・ミーティング

 昨日のニュースで 
 八戸市教委は、教育基本法賛成の立場で質問者を探すよう内閣府から要請され、2人に質問を依頼。県教委にも1人を探すよう依頼し、計3人のリストを内閣府に送った。 県教委は20日に職員6人を訓告処分としている。

  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061127-00000111-yom-soci

 以下がその八戸市タウンミーティングの動画が見れるサイトである。

 http://www.townstream.go.jp/


  その八戸市でのタウンミーティングを見てみたが、まさにこれが ヤラセかぁ!といった臨場感ある上に大いに笑える面白味があった。
 しかし、これがヤラセと知らなかったら、面白いどころか、逆に気分が悪くなるような見本のタウンミーティングだったろうと思えるのである。

 
 今日の仕事


 朝から大工さんが来て二人でまた仕事を始めた。 昨日二方向から柱に大引きを入れたが、今日はさらにもう一方からも入れる。 その後4トンを持ち上げる力のある油圧ジャッキを大引きの下に三個掛け少しずつ持ち上げる。 ところが大引きが入っていない方向へ柱が逃げようとするので、そちらからも大引きを入れ柱を真ん中にして十字に大引き組んだ。 再度三個のジャッキで少しすつ大引きを持ち上げていくが、大入れした柱の縁が割れてくる。 あわててジャッキの油圧を下げて柱にそって半柱をビス止めして、柱がむくれて割れて来るのを止める当木とする。 もう一度ジャッキアップする。 大引きがミシミシと大きくたわみながら柱は少しずつ持ち上がり始めた。 すかさず用意しておいた幅広の堅木のクサビを両側から柱の下に打ち込む。 そうしておいてまた少しずつジャッキアップして、クサビを叩いて押し込む。 あわせて一寸五分ほどの高さになるクサビを両側から打ち込んだのだが、張った糸で測ってみると一寸ほどしか上がっていない。残り五分は見た目には分からないが基礎石が地下へめり込んだ計算になる。 ともあれ柱は一寸ほど持ち上がった。 ところがこれで大黒柱と同じ高さになったかと言うとそうではなくてまだ低いのである。 しかしこのあたりがジャッキアップの限界のようだし、たとえ同じ高さにしたとしても、今度はさらにその外側の柱と高さの違いが目立つことになる。 現在はその外側の柱と大黒柱との中間ぐらいの高さまであがったことになって、緩やかな傾き状態なのである。 

 午後からは上げた柱の南側の柱をジャッキアップする。 ここは家の縁なのでさほど加重が掛かっていないと思ったが、ここも簡単にはいかなかったが何とか持ち上がり柱下にクサビを打ち込む。 これで田の字型の四和室は緩やかに西側へと傾いているが、これまでのように真ん中が下がっているというおかしな状態が解消された。 大工さんはレベルを見て根太を受けるために約1メートル間隔で三寸角の大引きを配しする。 オフは三寸五分角の大引きに根太割をした墨のところに丸ノコとノミで根太が掛かる仕口を掘っていく。


 じつは昨夜寝ながら、柱が持ち上がらない場合の次の手を考えておいた。 それは真ん中の柱が持ち上がらないまま、とにかく真直ぐに床や敷居入れて、上の鴨居を外してさらにその上の差し鴨居との間の細い壁面を落とし差し鴨居の下部に敷居と平行にナマズ型に造った鴨居を入れるという考えだったが、アイディアだけで終わった。 それにしても下がった柱が持ち上がって良かった、良かったである。