不動産屋に声を掛ける

 朝、不動産屋のページを開いて、そこの物件売却の欄に必要な書き込みをしてメールで送信する。 
 今日のところは二軒の不動産屋(兵庫県丹波市と大阪の業者)にメールを出した。 折り返し電話がすぐにでもかかるかと思ったが、今日のところはナシのつぶてである。
 ホームページには一週間以内に連絡をとると書いてあるので、少し待たねばならないようだ。
 まだ少し残っているこまごまとした仕事を終わらせて、乱雑になっている室内外を片付けていれば一週間はすぐに過ぎてしまう。
 この外後一軒か二軒声を掛けてみようかと思っているが業者が決まらない。 楽天やヤフーの不動産情報にも出したいと思っているが、京都府の郡部には適当な業者がいないので困る。
 売り出すに当たってとくに思うところとか、感慨はないが、とにかく早く売れてほしい。 そしてここを去って、早く新しい現場で仕事がしたい。 
 
 昨日その八千代の物件を見て来たが、何度見てもどのようにリフォームするか全体の構想がまとまらない。 一部取り壊すところは決まっているので、とりあえずそこの取り壊しをしながら考えをまとめて行こうと思っている。



 今日の仕事


 神戸から帰って一日目だが、大きな仕事はだいたい終わっている。 さてさて、何からやろうか、ということを考えることから始まった。
 土蔵の周りにブロックを並べてコンクリートで固めたが、コンクリートを詰めてブロックの穴を埋める仕事がまだ残っている。 そのために砂と土砂、コンクリを買ってきているが、なんとなく見てくれがが悪いので上に何か乗せようかとも思いだした。 最初は四角くく薄く焼いたレンガ、その次はツーバイフォーの幅広の板、いや、ブロックを横にして並べる・・・などと考えが変わっていく。 考えがまとまるまでこの仕事はお預け。
 とりあえず風呂場のタイルのやり直しを始めた。 ところが割れたまま張っておいたタイルがはがれない。 周りのタイルからはがそうとするが一枚だけハガレたが後はピッタリとくっ付いてハガレない。 諦めてはがれた一枚を張って終了。 脱衣所のタイル、こちらは数枚はがれたがやはり割れているタイルがはがれない。 こちらもはがれたタイルにもう一度接着剤をつけ直して終了。


 和室のクローゼットの扉を取り付ける仕事に移る。 これは昨年からやろうと思いながら後回しにしてきた仕事である。 なぜ引き伸ばしてきたか・・・それは差し鴨居の下部を切って溝を取らなければならないからである。 このためには丸ノコを横にして鴨居の下を両側から切って、さらに電動カンナを逆さまにして切り口を削ったりもするという、道具をやや危険な使い方をする仕事だからだ。
 とにかく目に切りクズを入れながら、頭に削りクズをかぶりながら切り込んで上下の高さを何とか五尺八寸にした。 後は間柱を三本立てて既製品の扉を四枚それにスライド兆番で止めるわけだが、このスライド兆番が少しややこしい。 キッチンシンクの扉や洋服ダンスなどに使われている扉が前に押し出してくるあの兆番である。 タイプによって全かぶせ、半かぶせ、インセットなどのタイプがある。 いずれも扉側に丸い穴を掘って兆番に一部を埋め込まなければならない。 今回使ったのは全かぶせタイプの兆番で、重みが掛かると弱いので片側に三個取り付ける。 丸い穴をあける木工用のドリルは大きいもので3センチまでで、それ以上の大きな穴をあける道具がないので苦労する。
 四枚の扉のうち三枚取り付けて今日は終了。