残り少ない日々

 今日はまた蒸し暑さが戻ってきた。 午前中など個人的な不快指数が100パーセントだった。 午後から断続的に何度か雨が降って少しはしのぎやすくなった。 後二日で8月も終わりである。 仕事は順調に進んでいるが、完成予定日9・11には今度こそは何とか間に合わせたい。

 この後の予定は、縁側のテラスサッシを明日には納めたい。
 外壁の漆喰の上塗り。 壁面下部に腰板を取り付ける。 玄関土間と勝手口土間を珪藻土タタキにする。 脱衣所床と風呂壁面にタイルを貼る。 土蔵の階段作り。 土蔵の入り口に引き戸を納める。 土蔵まわりにブロックを並べて土壁との間に生コンを流し込んで固める。 クローゼットの扉を取り付ける。 裏の収納庫にドアを取り付ける。 思いつくまま並べたが、これだけの仕事を後二週間たらずで終了せねばならない。 それに後片付け、掃除、不用品の廃棄処分などの仕事もある。


 今日の仕事


 和室の縁側にテラスサッシを取り付ける。 朝10時にサッシを届けますと連絡があり、さっそくサッシを入れる準備をする。 と言うか準備は一応出来ていて、その隣の和室の既存のサッシの取り外しをする。 こちらも鴨居が真ん中でダレて下がっているので、全体に一寸(3センチ)ほど出す外枠を作ってそこへ半外付けのサッシを入れるようにする。 両側の柱は傾いていて、ナマズのような形の板を当てて垂直に修正する。
 サッシを持ってきた建材屋の若い衆と二人で3メートル81の大きな枠を持って入れようとするが、昔の手水石が当たって入らない。 仕方なしに先日タイルを切るために買ってきたダイヤモンドカッターをグラインダーに取り付けて石を切る。 石などの硬いものを切るとカッターはたちまち切れが悪くなるのだが・・・そうも言っておれない。
 そうしてサッシ枠はほぼ完璧に入ったのだが、以前入っていたサッシが内付けタイプだったので縁側の床板との間に隙間が出来てしまう。 これは最初から承知していたことで、桧の長く細い板を用意してその隙間に入れて繋がるように細工する。
 テラスサッシは上から下まで一枚ガラスなので厚さが5ミリある。 5ミリ厚だとガラスはかなり重いので、明日サッシ屋が来てから障子は入れることにする。 最近では断熱、防音がよいと言うのでサッシ戸はペアガラスになってきているが、ペアガラスの1800ミリの高さを一人で持つのは大変で、男が二人いないと枠に納めるのはとうてい無理である。
 サッシ枠を取り付けた後、これまでの仕事の後を、モルタルや砂漆喰のはみ出したものを取り除き掃除してその後塗装をする。 とくに漆喰を上塗りする横の箇所は後で塗るのは大変で、今塗っておくと楽である。