処暑

 今日が処暑で、いわゆる二十四節季のの一つで暑さもやわらぐ頃という意味である。
 午前中は蒸し暑く、コノヤロウ、何が処暑だ!一人腹を立てていたが、午後になると蒸し暑さが去り、相変わらず暑いがカラリとした暑さに変わった。 夕方にはツクツク法師も鳴いていた。 どうやら今夜からはクーラーなしでも眠れそうである。
 例年のことながら少し体重が増えてきたのだろう、お腹が膨らんできた。 昔からオフは夏になると体重が増える。 食事量はあまり変わらないと思うけど、夜中に目が覚めて缶ビールを一本飲むクセがついてしまっている。 日に飲む缶ビールは3〜4本、それに麦茶を毎日薬缶一杯ほど飲むし、スイカも食べる。 これからは涼しくなって行くので、呑む食べるに気を使って少しダイエットしよう。 
 
 
 今日の仕事


 仕事は少しずつだが確実に前に進んでいる。
 今日は和室縁側のテラスサッシを取り替えるためのした仕事をする。
 まず、1800ミリの高さの既製品のテラスサッシを取り付ける場合、開口部が1870ミリなければならない。 現状では1830ミリしかない、というのは正確ではなくて、真ん中部分はたしかに1830ミリだが、両縁は1860ミリである。 ということは・・・それだけ真ん中部分がダレ下がっているということである。 このままでは高さが足りなくて入らないので、開口部を広げなければならない。 そこで誰でも考え付くのはダレ下がっている鴨居にの横に真直ぐな墨を打って、それの沿って切込みを入れるという方法である。 切り込む深さはサッシが入り込む27ミリ以上必要である。
 丸ノコを横に持って切り込んでいくというやや危なっかしい使い方をするわけだから、まず足場がしっかりしていなくてはならない。 縁側の外部の犬走りにコンクリートを打ってあるが、踏み石などが置いてあって脚立が立ちにくい。 そこで少し面倒だが単管を組んで縁側に沿って低い足場を組んでから仕事をすることにした。
 しかし、せいぜい50ミリほどしかない鴨居を真ん中部分とはいえ30ミリも切り込んでとるのはためらってしまう。 その仕事を後まわしにして、敷鴨居間に仕切りの柱を入れることにした。 昨日ヌキ穴やホゾは造ってあるので、高さを決めて鴨居のデコボコにあわせて切り込み、横からカケヤで叩いて入れる。 縁側部分は内向いて傾いていたのは分かっていたが、柱を入れてみるとその傾きがやたら目立つ。 下げ振りを打って測ってみると一寸(3センチ)傾いている。 そこでハッとあることに気が付く。 それは柱を垂直に入れれば鴨居の上で30ミリ出るが、その出に合わせて30ミリ厚の長い板を外部から鴨居に1870ミリの高さに横に取り付けると、丸ノコで鴨居に切り込みを入れなくて済むということだった。
 反対側の柱にはナマズのような横からみて三角の板をあてて垂直に補正すればすむのである。 ただし、昨日作った柱のヌキ穴はやり直さなければならないが・・・。 ヌキ穴は埋木をしてふさぎ、その横にヌキ穴を掘りなおし、鴨居のデコボコを一個切り取り柱を垂直に入れ直す。
 その後はヌキにシージングボードを止めていき、アスファルトシートを張り,メタルラスを取り付けて、外側に化粧ヌキを一本取り付け壁下地を終える。