37度C

 毎日暑い、暑いと書いているが、今日も暑かった。
 お昼前に、お盆の間材木屋が休みになるので、その時の仕事の材を買いに行ったが、途中の交差点の気温表示が35度と出ていた。
 その後、午後からももう一度材木屋へ走ったが、その時は三時過ぎだったと思うが、気温表示は37度になっていた。
 明日は屋根の広小舞も買ってきたので、屋根の野地板張りになるがこの炎天下の中での仕事となる。

  今週は田舎の病院で高血圧の薬を貰うための受診があるので帰るが、どうやら今四国沖にいる台風7号がその頃日本海に抜けそうである。  
 台風が日本海へ入ると日本海側は南風が吹き、フェーン現象になりメチャメチャ暑くなる。 それを思うと今回田舎へ帰るのがウンザリである。
 

 今日の仕事


 昨日土蔵の床の荒板張りをしたが、少し不具合なところがあり数枚はがしてもう一度留めなおす。  垂木のスジに墨を打ってビスで留めていく。
 荒板は工業製品の建材と違って気候の具合によって暴れる。 すでに少しは反ったり捻れたり曲がったりしているので、張ったばかりだが隙間が出来ている。 だからこそ細かくビスや釘打ちが必要になってくる。 無垢材は板が反ってくるのでなるべく板の両端にビスや釘で留めるようにするものだ。 天然無垢の木材はこれがあるがそれを嫌うか、好むかの各人の思いの違いで、最後は好みの問題になるがオフは断然天然無垢材好みである。 今回のリフォームでもほとんど無垢材を使っていて、建材モノで使ったのは倉庫の壁に張った針葉樹ベニヤとガス台の向こうに張った不燃ボードだけである。 
 今週は田舎へ帰るが、それを終えてこちらへ帰ってくる時には当地はお盆休みに入っている。
 オフの仕事には正月もお盆もないので、その間もしっかりと働くつもりである。 そのためには材料がないと仕事にならないので、今日柱や敷居に使う材やヌキ、破風板、それに広小舞板など買いに出かけたが、途中でスイカを売って入る農家があったのでついでに買ってきた。
 
 午後からは土蔵の荒板の上にフローリングを張ろうとしたが、入り口の分厚い戸の敷居を今のうちに直しておかねば面倒になるので、その仕事に掛かった。 ところがこの仕事に手間取ってしまった。
 土蔵の戸は、一番手前が漆喰で固めた観音開きの分厚い戸、その奥がガラス入りの引き戸、そして金網が張られた厚い引き戸、最後が鉄板付きの重い引き戸、おそらくこの戸は60キロぐらいあるのではないだろうか、と四重になっている。 それらを受けているクリの敷居が部分的に腐っていた。 荒板を張る前に、というより根太や大引きを伏せる前にそこの部分を取り替えておけば簡単だったのだ。 材木屋にガボールというラワンに似た南洋材の安い敷居が一本残っていたのを思いだし、途中でまた木材屋へ走る。  ようやく敷居を入れて高さを調整したらもう6時過ぎだった。 仕事は手順を間違えるととんでもなく手間取ることになる。 面倒な仕事ほど先にやっておくべきなのだ。