スイカ

 梅雨明け十日とはよく言ったものだ。 これで梅雨が明けて一週間ほどだろうか・・・まだまだこの暑さは続きそうだ。
 心なしか下の府道を走る車がここのところ増えているような気がする。 夜中も結構走っているようだが、考えてみれば北へ向かえばそこは若狭湾で、おそらく高浜、小浜などの海水浴場へ行き帰りする車なのだろう。
 今年はスイカをよく食べている。 子供の頃スイカは大好物だったが、大人になってからはあまり食べることもなかった。
 しかし、スイカの甘みとジューシィさはなかなかよいものだなぁと見直している。 アルカリ飲料やジュース類はスイカの甘みに比べるとややネットリとした甘みが口の中に残る気がする。 やはり自然が恵んでくれる季節季節の野菜や果物に勝るものはないようだ。
 今年は神戸の嫁さんのところへ行く途中に道端で売っているスイカを二度ばかり買って行ったし、助っ人のS君が来ていたので綾部温泉へ行きそこの売店でスイカを買ったりして食べている。 スイカは利尿作用もあるというし、ジュース類は控えめにして今年は大いにスイカを食べようと思っている。
  綾部市に「落紫舎」という陶磁器のギャラリーがあり、そこの店主から先日コメントが入っていた。
 ホームページがあり、そこへも訊ねてほしい、とあったので一人になった昨夜訪ねてみた。 オフは陶磁器に関してはまったくの素人で申し訳ないが素通りしたが、そこの店主は短い小説も書いているのでとりあえずそれを読んでみた。 フィクションだろうから登場人物に店主の人柄に重ねてみても無駄なことは分かるが、話の全体から人柄のようなものが少ししのばれるような気がする。
 追い込みの時期なのでなかなか暇は取れないが、その内にギャラリーを一度訪ねようと思っている。
 
 

 今日の仕事


 朝の内前の便所の屋根の残っていた二本の垂木を屋根の形状に合わせて切り桁と母屋に留める。 
 垂木の残った分でメンドウ板とつくり、桁の上の垂木間に納める。 この後は垂木の上に野地板を張るわけだが、その前に広小舞を垂木の端や縁に取り付けねばならないのだが、手元に材がないので明日以降の仕事とする。

 その後は仕事場を土蔵に移し根太の上に床下地の杉の荒板張りを始める。 ここは本当はこだわって桧の荒板を張るつもりだったが、二階の床板が少しブカブカするので桧材は材木屋でプレナーを軽く掛けて、二階の床板の上に重ね張りすることにした。
 そこで一階の荒板を少し安い杉材を追加して買って使うことにした。  土蔵は夏涼しいというがそれは締め切ってある場合のことで、とくに隅っこなど風が通らないのでメチャ暑い。 汗だくになりながら一応荒板張りを夕方までに終了する。