ボイラー

 昨日キッチンのタイルにを泡状の洗剤を吹きかけて掃除したのだが、どうもその時に流れた水がタイル面に取り付けてあった風呂のボイラーのコントローラーの隙間から入り内部の基盤を駄目にしたらしい。 昨夜風呂に入ろうとしたがスイッチが入らないのだ。
 せっかくタイル目地が新品同様なくらい綺麗になり喜んでいたというのに・・・。
 今朝から配管屋が来て浄化槽への配管仕事をしていたので、メーカーであるTOTOに問い合わせたら、もうそのコントローラーは数年前に製造中止で在庫がないという。 その後のコントローラーでも間に合うのではないか、と訊くが、その後のものは引き込みの線が2本で、3本線のコントローラーは現在は製造されていないのだそうだ。 ということはボイラーごと取り替えないと駄目ということらしい。 この野郎!である。
 現在この家で使われているボイラーは結構能力が良いもので、10分弱でお湯が風呂に溜まる。 そのような商品だと新たに買えば20万円は下らないだろう。 そんなのだったらどうせ床暖房用のボイラーも買わなければならないので、ランニングコストが安いヒートポンプ方式にしようかとも思うが、その場合はネットで買って半額になっても35万円はする。
 返事は考えた上で明日にでもする、といって電話を切る。

 今日は蒸し暑かったので仕事をしていて汗をかいたが風呂へ入れないので 久しぶりに綾部温泉仁王の湯へ出かけた。 広々とした温泉の湯船に浸かるのは気持ちがよい。 まして今日はオフの好きなミスト湯というウエットサウナが男湯の番だったので、じっくり入ってきた。

 ところがである・・・昨日、今朝と何度やっても入らなかったスイッチが、今夜なにげなしに入れると、ボォ〜ッと灯油が燃える音がするではないか! 
 なんだか訳が分からないが、とにかく良かった、良かった・・・



 今日の仕事


 昨日塗装をしたキッチンの床に材を並べて固定し、その上に既存の流し台を乗せる。 これでアイランドキッチンも含めて流し台の高さは全部床から84センチとなってきれいに揃った。
 その後腰付き障子戸の組子に一度目の塗装をする。 組子にはやや赤っぽいが油性のライトオークという色を使った。
 午後からは風呂と勝手口の仕切り壁についているサッシ窓を外す。 これが大変だった。
 サッシの片側が勝手口の出入の戸に枠の間に挟まっているからである。 つまり勝手口の引き戸は後から取り付けたのだろう。 その引き戸のサッシを外しその木枠も外さないとサッシ窓は取れないのである。 引き戸のサッシを外しに掛かったが、大変なことが分かって途中で中止し、枠に挟まっているサッシ窓の片側を無理やりサンダーで切断することにした。 今日は気温が30度ほどあり蒸し暑かったが、火花が飛ぶので長袖を着てメガネを掛け、ゴム手をして完全武装でサンダーでサッシ枠を切断する。 サッシを外してみるとその下の横枠が完全に腐っていた。 風呂と勝手口の間というまったく必要も無いところに窓を取り付けたりするからである。 多分結露による水分がサッシの隙間から下へ流れて木を湿らせて、そこへシロアリが来たのだろう、材は桧だがボロボロである。
 風呂は密封した空間だから使った後は換気扇を入れておくか、窓があれば少し開けておいて湿気抜きと結露対策が必要である。
 材木屋に走り三寸五分の角材をもらってきて材を下部に入れる。 さらにヌキを渡して風呂側にはシージングボード、勝手口側にはプラスターボードを張っておいて、今日の仕事は終わり。