頭、ヒートする

 昨日モルタルの粉が部屋中に飛んだせいか、頭の毛がパサパサになった。
 風呂へ入って10時過ぎに寝た。 まだ暗いうちに目が覚めたが、もうじき夜が明けるかなぁと思いながら、電気を点けて時計を見るとまだ夜半の2時だった。 もう一眠りしなければ、と思うが、そう思えば思うほど頭が冴えてくる。

 一昨日見に行った京丹波町の古い家の間取りのことを・・・あすこの部屋は板の間にして・・・あの壁は仕切る・・・あそこに窓があれば風が通るなぁ・・・便所は・・・風呂は・・・などと次々に考え始めるとますます頭が冴えてくる。 他所の家のことなのに、これはイカンガー、と一人オヤジギャグを言いながら起き出して、冷蔵庫からチーズを取って来て日本酒を飲む。
 最近はあまり酒を飲まなくなった。 ここ綾部に来てから日本酒は月に一升壜一本があれば足りている。
 神戸へ行ったりして側に誰かいると、相手がたとえ嫁さんであっても普段のように一人でないので無意識のうちに少し気を張っている。 そんな時は気持ちの緊張を静めるためか、自然と酒を飲みたくなる。
 昨夜も、酒の力を借りてヒートした頭を沈めて6時ごろまでもう一眠りした。
 

 今日の仕事


 昨日に引き続き三箇所の出入り口の仕事をする。 午前中便所への出入り口に半柱を立て鴨居を取り付け壁になる部分にヌキを入れ壁下地をする。 敷居は前の両開きの引き戸のものを一本だけ利用することになる。 鴨居の上の下がり壁の下地もする。 
 午後からは風呂と寝室のの出入り口に無目の鴨居を取り付け、その上の壁下地をする。 今日やった仕事は全部真壁の仕事にしたが、意外と手間取り、今日はこれだけで仕事は終わった。
 風呂への出入の片引き戸は開口部が壁の部分の倍ほどあるので、ここにも半柱を立てて壁をして、開口部と壁の部分をそろえなければならなかったのに気が付いていなかった。 いずれにしろ一筋敷鴨居をするには材料が足りないので、ここの仕事は月曜日以降となる。
 明日はこれまでの壁下地にラスボードを張る仕事となる。