大寒

 今朝起きると雪が積もっていて黒いアスファルト面がまた真っ白になっていた。
 また寒くなってきた。 すでに大寒に入っているから今が寒いのは当然なのだろうが、お昼ごろ日が差してその日の光の強さみたいなものを少し感じた。 先月は夕方の5時には真っ暗だったのが今は薄明るい。  これから日に日に昼の時間が長くなっていく、仕事をする身にとってこれは大変ありがたい。 とくに夕方少し暗くなると老眼でまったく見えなくなって、線からかなりずれてノコギリを引いていて自分でもびっくりことがある。
 疲れてきていることもあるだろうし、早く終わらせようと焦るせいもあるのだろうが、夕方の仕事は概して出来が悪い。


 今日の仕事


 昨日大引きの下に入れて仮止めしておいた意匠の丸太を受ける柄を作る。 片側はホゾで桁とその上の大引き受けに差してあり、もう一方は梁の下側を切り込んだところへ差して下から柄で受けるという構造である。 この柄は羽子板付きボルトとL字金物で大梁にとめる。
 意匠の仕事をしたので、いったん外してあった大引き受けを固定し、大引きを掛けて大引き受けとの上側の高さを調整して止める。 なぜならこの上に天井板が乗っかって来るからだ。 その後大引きとその下の丸太との間に隙間があるところに木片を挟んでおく。 丸太は自然に曲がっているので片側がピッタリ来ていても、もう一本の大引きと隙間があいたりする。 これで天井の下仕事は終わりで、後は天井板を塗装して張っていけばめでたく天井の出来上がりである。 柄やその他に一度目の塗装をする。 その後天井仕事で見つけたのだが、意外な隠れたところに猫が通れるようなやや大きな穴があったのだが、それを塞ぐ。 これが狭い箇所での仕事だったので思ったより手間取ってしまう仕事となった。

 天井の板張りは既存の電気の線を始末して、新しい線を引いてからにしようと思う。
 そろそろ配線図を書いて、照明器具の選定せねばならない時期に来ている。 電気関係や給排水の配管関係の仕事は大工仕事と違ってあまり好きではないせいか、とにかく力が入らない。 そうも言ってばかりおれないので照明器具を調べるが、たくさんあるのをネットで選び出して調べるのは結構面倒くさいものである。 こんな場合はカタログの本のほうがいくつかの商品を並べて見れるのでよほど便利である。