寒さも今日まで

 昨夜などどうしたものか四回ほど夜中に小便に起きた。 便所が外にあるのでその度に玄関を出て外のトイレに行っている。 その度に寒い思いをしている。
 神戸の嫁さんの住まいはマンションの4階なのだが、冬だというのにこことは違い嘘みたいに暖かい。 午前中は冬の低い日の光が部屋の奥まで差し込んで、暖房などしなくても暖かい。 夜も敷布団一枚、着布団一枚で、毛布などはなくても寒くて寝れないということはない。
 ここ綾部では、敷布団の上にネルの敷布、上は毛布の上に布団が二枚、さらにオフは身長があるので足元にもう一枚布団を掛けて寝ている。
 風呂に入って寝ると、身体が軽く脱水するのだろうか、夜中にあまりトイレに起きない。 風呂嫌いなオフではあるが、ここでは一日おきに風呂へ入ってから寝ている。
 予報によると明日あたりから寒さが一段落して全国的に雨になるらしい。 二つの低気圧が日本を挟むように進んできて、寒気が下りてきてないので、低気圧が暖かい南の空気を運び込むらしい。 


 今日の仕事

 昨日に引き続き玄関の壁の下地仕事をする。 
 まずノミと金槌でヌキ穴を掘っていく。 主として下の梁の上の位置の壁だから梯子に登っての仕事となる。
 ヌキ穴が出来るとヌキ板を切って穴へ差していく。 当然のことながら両側の柱や柄が立っているので、片側だけ差し込んで反対側はぎりぎりにして入れて少し戻して両側をヌキ穴に引っ掛けてヌキを柱に斜めにビスで止めていく。 今回は高いところなのであまり壁に力がかかったりしないのでヌキとヌキの間隔を1尺5寸と幅広く取った。
 この後ボードを張った後でボードの上にさらに付けヌキして壁のあいだを横に掛かるヌキを意匠で見せることにするつもりである。 いつもは上部と下部は簡単にヌキ板を半割したものを梁や敷鴨居にビス止めしてボードの端の受けとしているが、間隔がかなりあるしヌキがぺらぺらしているので浅い穴を掘って止めることにした。 それらの一連の仕事をしていて今日は終わった。
 ほとんど梯子の上に登っての仕事となったが、やはり高いところでの仕事は動きまわったりしないのだが、足に重い疲れが残る。