アメダス

 パソコンを開くとまず真っ先に気象庁アメダスの積雪情報を見る毎日である。 まず山の家の積雪量に近い猪谷の積雪量を確認する。 猪谷の今日の積雪量は昨夜と変わらず189センチで、ひとまずホッとする。 その後レーダー降水ナウキャストで現在の雨雲というか今の時期だから雪雲の様子を確認する。 筋状の雪雲が日本海上の北西方向から陸に突き刺していると、ああ、やれやれ、と嘆息するばかりである。
 今日が小寒で、これから節分まで一年のうちでももっとも寒い時期であるが、もうこれ以上寒くならないことを祈るしかないようだ。 ここ綾部でもここ三日間毎日雪が降っているが、いったん積もってもその後消えるような雪なのでさいわい積雪量自体は増えていない。

 今日の仕事

 昨日に引き続き玄関上の天井を造る。 昨日は天井廻りブチをこしらえただけで終わった。 今日は枠の中の桟を組む。 垂木を切ったり相欠きしたりする簡単な造作を材料をいったん下に持って降りて、明るく広いところでやったほうがハカがいくしきれいな仕事が出来ると思うのだが、材を上げ下げするのが面倒で、マルノコや鑿をを天井裏に持ち上がり暗く狭いところでの仕事をした。 多分もう一人相方がいれば仕事を下でしただろう。
 桟を作って組んで、塗装をしたところでお昼になる。
 今作っている天井は梁の内での仕事になるが、玄関上の下屋の垂木が上がって来て梁まで来ているのだが、野地板が最後の部分は母屋の屋根に下になるから板が一枚分張ってない。 そこを下から見上げると野地板一枚分の隙間から母屋の屋根の裏、つまり茅葺を裏側から見えている状態である。 そこを塞げば問題ないのだが、狭くて手が入らない上に梁が曲がっているので隙間の間隔が一定ではない。 そこの処理に頭を悩ませていたが、樹脂系のフロアー材を大きさに切って差し込んでせめて手前だけでも接着剤で留めることにして、それらをホームセンターへ買いに行く。
 街までは20キロあまり離れているので、今必要なものをチョイト買い物といっても往復していると1時間ぐらい掛かってしまう。
 工業製品のフロアー材は安いなぁ、半坪つまり畳一枚分が八百円弱である。 接着剤の説明を読むと、5度以上で使って下さいと書いてある。 今日の室温が2,3度だと思うが・・・おそらく十分な接着力がないと思う。 その後煤竹を枠の内に入る大きさのものをより分けるが、意外と少ない。
 仕方ないので太い竹に細い竹を刺して長さにする。 それにしても煤がこびり付いて真っ黒のゴスゴス状態で、雑巾があっという間に真っ黒になる。