氷の張ったバケツ

 朝起きてびっくり。 昨日から雑巾を洗うのにバケツを使っているのだが、水を汲み置いたバケツに氷が張っていた。 戸外ではない、室内に置いてあるバケツにだ。 たしかに今は縁の下と室内はツウツウで、夜中猫が出入りしているらしく毎朝台所に足跡が残っている。 それにしても氷が張るとはなぁ・・・。
 オフは台所の洗いものをする時お湯を使うとたちまち手が荒れるタチなので、冬場でも水で洗いものをしているのだが、さすがにこの寒さ、水の冷たさではお湯を使わざるを得ない。 そのため洗いものをした後のハンドクリームは手放せない。 昔懐かしい壜入りのポンズコールドクリームというのを使っている。 肌の奥深くまでクレンジングなどと書いてある。 クレンジングなんて最近はめったに聞かなくなった懐かしい言葉である。

 どうやら今日から業者が山の家の雪下ろしを始めているらしい。 屋根に何人上がっているのか分からないが、広い屋根だからおそらく二日ぐらいかかるだろう。 それに母親も屋根の雪下ろしを業者に頼んで今朝からおろしてもらっていると電話があった。 北陸ではこの先どれだけの雪が降るのか分からないが、お金はかかったがどうあろうとこれでしばらくは安心できる。


 今日の仕事

 引き続き玄関上の天井仕事。
 煤竹はこびり付いた煤を拭いても拭いても取れなくて、雑巾はたちまち真っ黒になる。
 朝のうちはこの仕事も今日中に終わるだろうし、さて既存の天井をどのように壊していくかなと算段していたが、延長して仕事をしたが今日には終わらなかった。 隣の梁の上に組んであった少し短い竹も足して使ったが、竹はまだ少し足りない。 明日にでもホームセンターで青竹を買ってきて足さなければならない。 最初から新しい竹を買ってくれば長さも一定に出来て仕事は簡単になっただろうが、手間取っても煤竹を使うことにこだわった。 しかしこれが良かったのかどうか今では分からなくなったが、古い竹がゴミとして出なかったことは良しと出来ることだろう。
 煤竹は長年煙に燻されて硬くなっていて、それを使って造った耳掻きは高級品だと聞いていたが、全部が全部硬くなっている訳ではなくて、かえってもろく折れやすくなっている竹も結構あるのである。 そんなこともあって竹が足りなくなったのである。 明日にはどうあろうと終わるだろうが、その後既存の天井を落として、周りの壁面の壁下地を天井まで立ち上げれば、玄関の仕事は床を除いてめでたく終了する段取りである。