たかが、夢・・・

 今日で綾部へ来て仕事を始めてちょうど2ヶ月が過ぎた。
 ここへきたのは9月の8日だったが、仕事を始めたのは11日からだった。 まあ、予想通りの速さといえるし、自分でも良くやっていると思う。
 このペースで行ければ予定していた半年間で仕事を終えることが出来そうだ。 問題はこの先リビングダイニングへ仕事が移るとトイレからの排水浄化槽の埋め込みなどを、業者がタイミングよく仕事に掛かってくれるかどうかだろう。
 最近好きな餃子を食べていないので、今日は4時半ごろに仕事を終えて作ることにした。 白菜をゆでる間に、昨日買ってきたカマスを背開きし、これから冷蔵庫で干物にする。 最近は干物といっても冷凍しているものが多く、似ているが干物本来の味とは微妙に違うし、干物なのに買ってきて早く食べないとすぐ表面がベトベトしてくる。
 餃子はアンを沢山作って一回分に小分けて冷凍したのでこれからは忙しくても解凍して食べることが出来る。

 昨夜の夢の中に先妻が出てきた。
 台所にいろんな小魚が、たくさん、というよりいくつかのザルに山のように積み上がっている。
 驚いて、そんなたくさんの魚をどうするんだ?と言うと、これからこれを全部佃煮に煮るのだと言う。 見れば大きな鍋もいくつか用意してある。
 これらの魚を佃煮にして、それを売って、お金儲けをするのよ、と言う。
 なんだか硬い顔をしている上に、回りの事がぜんぜん見えていないような、そんな顔である。
 その顔を見て、これは少し躁になっているなぁ・・・と思ったが、黙って彼女のしたいようにさせておくしかないなぁ、とも思う。
 彼女は鍋に火を入れ忙しそうに立ち働いている。 そのうちに見たことのあるようなないような彼女の家の親戚のおじさんらしき人が尋ねてきて、その人が家に上がってきて話しながら飲み食いをしている。 彼女はその相手を少ししていたようだが、気がつくと寝てしまっている。
 佃煮のほうは大丈夫なのかなぁ、と思い、台所を覗くと鍋の中の水分がなくなってガスの火が点いたままである。 これは大変だ焦げ付いてしまうぞ、と思った。
 だいたいこのような夢だった。

 

  今日の仕事

 朝のうち昨日はじめた雨樋の残りの仕事をして、東側の屋根の樋仕事は午前中に終わった。
 これで雨が降っても雨垂れが地面に跳ね返って壁面を汚すこともなくなった。

 昨日腰壁の下見板が入ったので、その取り付けの下仕事に入る。
 化粧柱を柱筋に押さえも兼ねて付けるつもりで、三寸五分(10・5センチ)の柱を材木屋に行ってもとめ、それを一寸(3センチ)の厚さに挽き割ってもらった。 さらにそれを持って帰ってから8分(2・4センチ)にカンナで削って程よい厚さにしたが、まだ少し厚いかなぁ。
 また2寸(6センチ)の垂木を半分に挽き割って、それを下見板の下の受け材とする。 これも六分(1・8センチ)まで削り込み、部屋の中はカンナ屑で一杯になった。 まず下の受け材を割り付けてビス止めして、それに塗装をした。 下見板は薄い色を塗るつもりで、今日のうちに濃い色にする受け材を塗っておいたわけだ。
 明日は下見板をその上に横に並べながらビスで柱に留めて行く。 継ぎ目やビスは化粧柱で押さえるので上手く隠れてくれることになる。