プラムの木

 今月の春彼岸の前に田舎に帰ることにした。 というのは上の息子夫婦が彼岸に孫二人を連れて帰郷するからである。 この間オフが田舎にいないせいもあって、息子夫婦が孫を連れて帰郷するのが今回始めてである。 田舎の母親にすれば曾孫の顔を見るのが今回が初めてということになる。 オフも下の孫に会うのが今回が初めてということになるわけだ。 
 上の孫も三歳になっているというのに、顔を見るのがのが今回でようやく三回目である。


 田舎の庭にあった大きなプラムの木が、今年の雪で倒れてしまった。 二月はじめの帰郷時に確認しているのだが、その時は時間がとれなくてそのままにしてきた。 倒れたところが用水路の上で川にドサリと被さっている。 もうすぐ田舎ではエザライという川の掃除があるが、その時に邪魔になるはずだから、チェーンソウを使ってバラバラに切って移動することになる。 このプラムの木には沢山の美味しいプラムが実って、とうてい食べきれないのでプラム酒を造った。 二升入る果樹酒の瓶にプラムを山盛りつめて20瓶ほど造ったものだったがなぁ・・・


 昨日壁を落として開口した一階の奥の寝室に窓枠を取り付ける。 当初はごく当たり前に、真ん中の柱を途中で切って横にマグサを入れて窓枠を作り、そこへ中廉のサッシ窓を取り付ける予定だった。 だか気が変わって、柱はそのままにしてその外側にサッシ窓を取り付けることにした。 当然開口の真ん中に柱があるというおかしな窓になる。 そこで窓枠の内側にさらに枠を取り付けて室内からはサッシ枠を見えなくしてしまう。 
 窓ガラスが綺麗な状態だと、室内からだろあたかもそこに窓がないように見えることになる。 この手の仕事は前の八千代でも使っている。 嫁さんがここに窓を何時入れるの?と訊いたりしたことがあり、その意外性が面白いので再度ここでも使うことにした。
 そこへ入れるサッシ窓は二階の中廉の窓を外して使うつもりにしていた。 ところがその二階のサッシ窓を外して持ってきて取り付けようとすると・・・高さも横幅も合っているのに、ダメなのである。 二階の窓は内付けタイプのサッシ窓だったのである。 内付けタイプのサッシ窓は現在製造されていない。 仕方ないから、今の主流の半外付けタイプのサッシを注文しようとすると、1メートルの高さのものは既製品ではなくて、90センチか110センチになるのである。 そのためせっかく苦労して取りつけた枠もダメになった。 というのはこの枠は筋交いとぶつかったので苦労して筋交いに合わせるように加工したのだが・・・今日半日以上何をしていたのか分からないという結果になってしまった・・・ああ、やれやれ・・・

 その後、新たに枠を作ろうとしたがむらむら腹が立つてくるので・・・その仕事は途中でやめて、トイレの床の下張りをすることにした。
 今日配管屋が来て便器と手洗いの給排水管を立ち上げてくれて、ようやく床が張れるようになったのだ。 ところがパイプの径に合わせてドリルで丸い穴を開けるのが怖い。 先日手をひねったばかりで、まだまだ手は腫れていて痛いからであるが・・・今日のところは下張りなので、とりあえずドリルを使わず四角い穴を開けることで済ませた。 


 今日の仕事


 奥の寝室の中廉の窓の枠を入れる。 二階のシャッター付きサッシ窓を取り外す。 トイレの床の下張りをする。