何様のつもりなの?

 神戸から帰る。 一昨日姫路の裁判所で加西市競売物件の入札を済ませた。
 翌日神戸地裁で北区の競売物件に入札をするつもりだった。  こちらは落とすための入札というより、多分落とせないだろうという程度の金額の入札をするつもりだった。  万一、ということもありか・・・というつもりだったが・・・落とせなくてもたいして実質的な損害はないのだが・・・だが考えてみると、こういうのはじつに馬鹿らしい。 瓢箪から駒を期待するのはどうも自分の性に合わないので、結局入札は見送って行かなかった。
 

 今日のニュースから・・・国連安保理でインド洋の給油活動に対して急遽謝意を盛り込んだ決議がなされ、ロシア以外の国が賛同したとある。


 http://www.asahi.com/international/update/0920/TKY200709200161.html


 この国連安保理での日本への謝意決議を受けて与謝野官房長が、民主党に対して「日本の給油活動が国連の意思に合致した行動をとってきたことに確信を得られた」との認識を示したした上で、この問題に対して民主党の再考を求めた。
 ところが、これを受けて民主党は考えは変わらない、とあくまでこの問題に対しての方針が変わらないことを表明した。


 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070920AT3S2000D20092007.html



 今回の決議案というのは、謝意の文言を今回の安保理決議に入れることを日本の大使がアメリカに頼み込んで、アメリカも前文にその程度の一行をを差し挟むのはかまわないだろうと踏んだが、どっこいロシアがそれに対して異議を申し立てたが、全会一致ではないにしろ一応決議がなされたということらしい。 いつもは自己主張のために国連内でゴネているようなロシアだが、今回はまっとうな正論を述べているのはロシアであると思える。

 ここへ来て突然日本の国内の政治動向が国際的な注目を浴びた。 おそらくこんなことは戦後60年間で初めてではなかっただろうか?
 それに今回の問題でオフが喜んでいることがある。 それは民主政治というものはこのように考えの違いや問題の所在を明確にすることで、その主張を国民の前に明らかにして、国民に選択肢を提供するべきが本来の在り方なのだ。 そのことを民主党が明確にしている。
 

 ところが一方の側の自民党が今何をしているかいえば、総裁選びの選挙活動をしているのである。
 それも今日も福田氏は、昨年夏に公開されヒットした映画「フラガール」の舞台となった、いわき市の温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」を訪問。関係者から炭鉱町を復興させた苦労話などを聞きまわっているとある。
 また一方の麻生氏は大田区の京浜島工業団地を訪れた麻生氏は、「三幸精機工業」「北嶋絞製作所」など中小零細企業を視察した。青い作業着に着替え、旋盤で金属を加工する作業も体験したとある。

 http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070920/skk070920013.htm


 おい、おい、おい・・・である。 お前さん達は何の選挙の最中なんだ!何を勘違いしているのだ!と言いたい。
 現在は自民党という一政党の総裁選びをしている最中じゃないのか?それだったら選挙権のある自民党の議員達に向かって自分の主張をアピールすべきではないのか?
 自民党の総裁に選ばれた後で、議員内閣制だから国会内で選挙をして首班指名があって日本の次期の首相を選ばれるのだっのだろう・・・その時点で国民の声を訊いたり、主張をアピールするならまだしも話は分からないでもないが・・・その場合も首相指名の選挙権のある全国会議員に向かって主義主張を述べるのが建前だろう・・・
 国民にアピールするのは、国政選挙の時に自分の政党を勝たせてくれと自前の政策を宣伝すべきで、その時にこそ選挙権のある国民に向かって語るべき時なのだ。
 どうであれ、このような政治的な受けねらいのヤラセパフォーマンスから何も生まれないことを知るべきなのである。 


 今日の仕事


 二階の四畳半の部屋の床張りをする。
 9寸(27センチ)の高さの桟木が垂木で、この位置を90度変えて留めていく。 その上に荒野地板を捨て張りする。 されにその上にフローリング材を順次留めていく。 前に大工さんに訊いたら、捨て張り板の上のフローリング材は板に並行でも、直角でも良いと言っていたが、垂木に垂直、つまり捨て張り板に並行に張るのが常道だと思うのでそのようにした。