延期

 暖かい、おそらく20℃近くまで気温が上がっていたのではないだろうか。 午後からはTシャツ一枚になって仕事をしていた。 暖かいのはよいのだが、身体がまだ慣れていないせいか今日は疲れた。
 昨日から既存の流し台を外に出してしまったので、食事の用意や後片付けを風呂場で屈んでやっている状態で、きわめて不便だ。 新しい流し台がすでに届いているので、一日も早く下水と繫ぎ込みを急ごう。


 上の息子夫婦が子供を連れて田舎へ帰るのに合わせてオフも帰る予定を立てていたが、息子の嫁さんがインフルエンザに罹り、高熱を出してい延期となった。 二人目の子供がお腹にいるので医者は用心して薬も出さないらしい。 オフだけでも帰って、仮の塀を作るかなぁと思っていたが、北陸の週間天気を見るとずっと傘マークが出ている。 しょうがないのでこちらも来週まで延期することにした。


 床暖房のパネルが入ってこないと仕事が進まない状態になっている。 ダイニングの真ん中にパネルを敷いてビスでとめる。 それ以外の箇所に荒板を下張りしてパネルと同じ高さの12ミリに揃える。  その上に15ミリのフローリングを張っていって、前の床より27ミリ高くなる。 床を張った後、壁下地のヌキや胴ブチにボードを張っていく。 それでようやくダイニングの仕事は終わるわけだ。


 今日はキッチンの縁の下の大引きを伏せるが、三寸五分の桧材がない。 このあたりのホームセンターでは売っていない。 姫路のホームセンターへ行けばあるのだが・・・。 仕方なしにもう二度と取らないといっていた材木屋に電話をして一本持って来てもらう。 ところがその材を見て驚いた。 真っ白で節一つない4メートルの材である。 これなら上等な柱として充分使える。 よく見ると真ん中の当たりにいわゆる丸みと言われる木の表面が少しあるが、それにしても立派な材である。 オフはこんな上等な桧材を使ったことがないから分からないが、おそらく一本ウン万円するのではないだろうか。 これが大引きか!と言うと材木屋の若旦那は笑っている。 これを大引きとしてはもったいなくて使えないよ、もう一本貰うから持って来てくれ、と言うと、今はこれしかないのだ、との返事だ。 そうか・・・節だらけの大引き材中にあった一番良い材を残しておいたのだが、とうとう最後の一本になって仕方なく持って来たのだろう。 先日気分悪い思いをしたお詫びとして持ってきたのではなかったのだ。 それにしてもこの節なしの桧を大引きとして縁の下で使うには忍びないので、午後から材木屋に出向き三寸五分の米松をもう一本買ってきた。
 

 今日の仕事


 サニタリー前と和室の裏の廊下の天井部分に枠を取り付ける。 枠といってもようは天井板の繫ぎ目を隠すための押さえ材なのである。
 これでこの箇所の仕事は終わりとなる。
 大引きを買ってきて、それを土間の上に直に転ばすのだが、土間コンに多分以前カマドをしてあった跡だろう一段高くなっている箇所がありそれをサンダーで落とし、後はタガネではつる。 床暖房の配管をするには今が一番やりやすい状態なので、電話を入れるとさっそく明日来て銅管を敷設してしまいますという。