桜に雪洞

 今の家から北東方向に山があり、中腹に恵比寿神社がある。 そのすぐ下あたりに住民のコミュニティ広場というのがある。 そこの木々にたくさんのボンボリが取り付けられて、夜になると灯りが点いているのが見える。 おそらくボンボリが取り付けられている木は桜の木なのだろう。
 もうすぐその桜が開花するだろう、そうなれば一度夜桜を見学に行って見るかなぁと思っている。 夜桜など見るのは何年ぶりだろう・・・若い時以来だと思う。


 そろそろ材料の木材がなくなってきた。 近くの材木屋からもう取らないことに決めたので、ホームセンターへでも行ってまとめて仕入れてこなければならない。 面倒なことだがホームセンターだと材木を選ぶことが出来る。 材木というのは自然のモノだから曲がったり捻れたり割れが入ったりといろいろなことが起きる。 材木屋に頼んで持って来てもらう場合、良いのも悪いのも一緒くたで、時にはこれは使えないなぁ、というひどい材も混じっていたりする。 どうせ裁判所に行って競売物件の資料をコピーしてもらう用件もあるので、明日は姫路へ行く予定だ。 十年以上乗ってすでに10万キロを越えているよれよれの軽トラで行くつもりだが・・・往復二時間の行程、大丈夫だろうか。
 

 今日から配管屋が小さなユンボを持ち込んで外回りの配管仕事をしている。 ついでだから先日買って外に置いてあった植木の植えの穴を掘ってもらってそこへとりあえず仮植えしておいた。 木々はほんの少しだが芽が膨らんできているが、これは花芽ではなく葉芽である。 エゴやヤマボウシ、夏ツバキなどは花は葉よりもかなり遅れて咲く。
 昨夜まで雨が降っていたとはいえ、少し掘るとすぐ水が湧いて来る。 山の際で水は多いのだろうが、これほどまでとは思わなかった。 もともとは田んぼだった土地なのだろう、掘りやすいがすぐ水が湧いて出てくるので配管屋は難儀していた。 難儀しているとはいえこの配管屋二人は仕事が早い。 ところどころ点検口を取り付けながらもう30メートルほど管を埋め込んでいる。


 そろそろ既存の流し台をはずして外へ出してキッチンまわりの仕事に入らねばならない。 そうすると当分食事の用意に流し台が使えなくなって風呂場でお米を砥いだり、茶碗を洗ったりせねばならなくなる。


 今日の仕事


 和室の北側が縁というか廊下になっている。 以前は軒で外部だった所だが、さらに垂木を伸ばして下屋を出して軒部分を内部に取り込んで縁にしてあった。 その時の仕事の垂木がそのままの状態になっていたので、そこへ下から野地板を張って天井ていったわけだ。 最後のところが隅木が入っていて面倒だった。