餃子

 餃子が食べたいなぁと思った。 そういえば一ヶ月ほど好きな餃子を食べていない。  豚肉はあるし今夜は久しぶりに餃子を焼こう、と思いながら仕事をしていた。 一眠りしてから、さてさて夕食だと思って豚肉を細く切りながら、アレレ・・・韮はあるが白菜もキャベツもなかったんじゃないかなぁ・・・と思いついた。 仕方ないからマーボ豆腐にでも切り替えるか・・・と思ったのだが、どうしても今日餃子が食べたい。 わざわざキャベツや白菜のために買い物に行く気にもなれない。 昔、タマネギを入れて餃子を作ったことがあったが・・・ブタマンのような餃子が出来た(笑)
 そうだ、そうだ、あれがあった!あれを使おう・・・と思い付いた。 さっそくそれを使って餃子のアンを作り、皮に包んで餃子十個作った。 餃子は皮に包んでしまえば後の調理時間は五分間もあれば十分である。 さっそくオフの夕食の定番食材である湯豆腐とメカブを添えて餃子で夕食を食べた
 ところで餃子の味はどうだったか? これが思っていた通り、美味である!・・・美味しかったのだ。


 さて、質問。 オフが急遽思いついて餃子のアンに入れた食材とは・・・何だったのか? 
 

 一昨日だったか、食品を食べて痩せる、沢山食べればダイエット出来るなどというのは嘘である、そんなものは食品ではなく毒なのである、ということに気が付かない馬鹿な女性が日本には増えた、と書いたが・・・書きながら、あることを思い出していた。


 以前ネットで知り合った画家の女と海外旅行へ行ったことがあった。 かなり割安なツアーの旅だったので、途中ドイツのフランクフルト空港でかなり長いトランジット・・・十時間以上の出発待ちの待機時間があった。 画家の女は空港内の免税店に行ったきりだったので、オフはオープンカフェの椅子に座って一人で本を読んでいた。 すぐ傍の通路をかかなり頻繁に人々が歩いて通り過ぎ行きかっていたが、一々顔を上げて通り過ぎる人々の顔や姿を見ているわけではなかった。 だが時々、ン? とか、アレ? というように感じる人や人たちが通り過ぎていったなぁと思われる時があった。  顔を上げて通り過ぎていくその人や人たちを見ると、そのように感じる人たちは必ず全員女性の、しかも日本人の女性の人や連れなのである。 何がオフに、ン?と感じさせるかと言うと、その人たちにまったく緊張感が感じられない、というか緊張感を欠けたまま、全身隙だらけの状態で歩いている人や人の群れなのである。 とくに二人以上の女連れでしゃべりながら歩いている日本の女性たちの緊張感のなさはひどいものがあった。 島国で他国と国境を接していいないし、他国に支配、占領されてむごい目にあった遠い記憶もないと言えばそれまでだが・・・もちろん日本人の男性たちも歩いていたし、インド系、アフリカ系などそれにアジア系の多分チャイニーズ系の女性たちも時々歩いていたりしたが、それらの人たちにはそんな垂れパンダのような気が抜けたような緊張感のなさはまったく感じられなかった。 
 とくに欧米系の人たち、ビジネスマンや旅行者に限らず、また男性女性に限らずひしひしピリピリと伝わってくる緊張感があった。 本を読みながら、ヨーロッパに端を発した近代的な個人主義と自由というのはまさに孤独とこの緊張感と裏腹なんだなぁ・・・と一人感じ入ったりしていた。
 と同時に日本人の女性のあまりもの緊張感の欠如には呆れ返るというよりも、この馬鹿モンが!と言いたくなるほど苛々させられるものがあった。

 
 今日の仕事


 奥の部屋に腰板壁をするための上下左右の枠に二度目の塗装をする。 その塗装が乾くまでの間にモルタルを練ってブロックを積んでその間に詰める。 この部屋は以前土間だった頃に西側に半間の出入り口があった。 そこの箇所に縦長の上げ下げのサッシ窓を入れる予定で、サッシの入荷待ちである。 と言うことはそこの半間の箇所だけ、かって土間だった面から上は何もない状態である。 そこへブロックとコンクリートレンガを積んで一応基礎代わりにするためにモルタルを練ったのである。 その基礎の上にたった半間の長さの土台を乗せて固定した。
 午後から塗装は半乾き状態だったが、腰板壁仕事を始める。 まず下部の横材を床に固定して両側の枠を立てる。 真ん中がブカブカしないように横に一本ヌキを入れておいた。  横枠には羽目板の端が入るように溝を切ってあるのでそこへ一枚目を差し込む。 順次羽目板を下部の横材の溝に入れながら立てていく。 全部嵌め終わって上枠の溝に羽目板を差すように被せて終わりだが、羽目板が足らないので今日はここまで・・・明日にでも姫路まで行って羽目板を買ってくるつもりだ。 
 
 
 急遽、餃子に入れたのは自家製のキムチでした(笑)