ナンバ味噌

 車で走っていると道端で野菜を売っている。
 農家で採れた野菜、今ならナス、きゅうり、トマトなどなどだが、その中にたいてい万願寺唐辛子といういわゆる京野菜がある。
 甘唐辛子系で獅子唐の大きな感じだが、かなり肉厚である。 韓国産の甘唐辛子に似ているようだが、万願寺唐辛子のほうが柔らかい。 
 この万願寺唐辛子をきざんで、余っていた椎茸も加えてナンバ味噌を作った。 いつもなら挽肉を入れたり、ニンニクをたっぷり入れたりするのだが、今回はごくシンプルにした。 というのも昨日挽肉ときざんだニンニクで肉味噌を作って冷蔵庫に入っているからである。 オフの自作の肉味噌は冷蔵庫に保存しておいてラーメン、冷麺などに匙ですくってポンと上に載せて食べる。
 以前畑でタカノツメが沢山採れたので、全部きざんで、中の種も全部きざんで!肉味噌を作ったことがあった。 もう辛いのなんのって!この肉味噌はオフの料理史上最大の辛さとなった。 しかし、この肉味噌を入れたものを食べるとその後かならず切れ痔になるので、その後二度と作っていない(笑)
 ナンバ味噌は、朝飯のときに熱いご飯に載せて食べると美味しく、食欲が増す。 調味料は砂糖、味醂、醤油、味噌、ごま油である。
 万願寺唐辛子は辛味が少ないので、今回辛味を追加する意味でトウバンジャを加えた。
 

 今日の仕事


 土蔵の床張りの最後のところを終えた。
 両側の柱や壁がかなり傾いているので、床を水平に張るとその床までが目の錯覚で大きく傾いているように見えてしまう。 正確に水平にすると見た目にあまりにも床の傾きが気になってしまうので、わざわざ約1・5センチほど水平より逆に片側を下げて張った。 そうしてもまだまだ見た目には床が傾いて見えるが、これは致し方ない。 入り口のところの重い引き戸の下がった敷居との隙間を埋めて土蔵一階の床張りは終わった。
 後二階の床が部分的にブカブカしているので、桧の荒板をその上に張っておこうと思っている。
 先日リビングの根太と野地板の天井に化粧板を張ったが、その縁に細小舞をあてて隙間を隠す仕事をした。

 午後からは、キッチンのレンジフードのダクトが見えていたが、それを土蔵の床板の余りで囲って隠す作業をするが、手間をかけたわりには出来上がりが何となくドン臭い仕事になってしまった。
 夕方少し日の勢いが弱ってから、屋根に上がりアスファルトシートを曳いてタッカーで留めていった。
 現在四国沖に台風があるが、当地のほうへコースをとって大風が吹き、せっかく曳いたシートがまくれなければ良いと思っているのだが・・・