S君加わる

 今日から助っ人のS君が仕事に加わった。
 家具の仕事をしているので自分の道具持参で参加してくれて頼もしいかぎりである。
 4,5日間の滞在だが、彼の腕なら便所の屋根をあらかた組んでくれるかもしれない。
 それにしても今日は暑かった。 今年一番の暑さだったと思うが、炎天下の中、額の横皺にに汗の粒を光らせてS君は頑張っていたのが印象的だった。



 今日の仕事


 昨夜到着した助っ人のS君と単管を組んで以前の便所の前、玄関前に足場を作る。
 このような仕事は、一人仕事より二人仕事は倍以上ハカが行く。 一方がクランクを締めている時に、一方はその単管を手に持って支えているだけだが、たったそれだけで仕事が倍以上進む。
 単管を組んだ後、二人で屋根に上がって瓦をはがしに掛かる。 100枚程度だと思っていたが、その倍位はあった。はがした瓦は軽トラの荷台に積んで行き、処分場まで運んで捨ててくる。 軽トラに軽く二台分あって処分料金はあわせて一万円ほどである。
 午前中瓦をはがし終わり、アスファルトシートをはがし、野地板の一部をはがすまで出来る。
 午後からはオフは午前中届いた垂木を昨日伏せた大引きの上に一尺間隔で伏せていく。 S君はそのまま炎天下の中で屋根仕事を続け、野地板をはがし垂木の一部を切り取ったり、突き出ている両端の母屋を適当な長さに切ったりしてくれた。
 最後に横の壁面に当ててあったトタンをはがして今日の仕事は終わり。
 その後二人で綾部温泉へ浸かりにいく。